恋愛下手で、気になる彼となかなか仲良くなれない女性の皆さん。好きな人を目の前にすると「自然に振舞う」ってすごく難しいですよね。緊張しちゃうし、嫌われたくないし、あれ?そもそも私って普段どんな人間なの?と、忘れてしまうこともしばしば。
恋愛するということは、その人と「人間関係を構築する」ということですから、その手前で躓いていては、うまくいくはずがありません。今回は恋愛のファーストステップ「自然に振舞う」についてご紹介します。
〇1、自然に振舞わなくていい
結論から言いますと、「自然に振舞う」とは、あなたの本音を暴露することでも、本性を見せることでもありません。そのため、人によっては「自然に振舞う」とは「本来の自然な状態」とは異なる場合があります。
誰しも、相手によって態度が変わります。仲の良い友達の前では自然に笑顔になり、嫌いな人の前では顔が強ばります。そのため、気になる相手の前での自然な態度とは、「緊張してうまくしゃべれない態度」そのものが、ある意味自然な反応と言えます。
〇2、コミュニケーションは訓練でどうにかなる
今まで、いざというときに「自然に振舞おうとして失敗した例」をたくさん見てきました。自然に振舞おうとすることは悪いことではありませんが、自然に振舞ったところで、それが相手にうまく伝わるわけではないからです。
なぜ「コミュニケーションは訓練でどうにかなる」と言われているのか、というと、決められた質問に対しての、決まった対応の仕方を覚えて実行すること=コミュニケーションだからです。
つまり、無計画に自然な振る舞いをするよりも、ある種決められたコミュニケーションのテンプレートを用意しておいて、その通りに実行することで、とりあえず上手なコミュニケーションができる、ということです。
〇3、自然な振る舞い=訓練
相手から自然に見える振る舞い、というのは、コミュニケーションの訓練をした成果、と言えます。そのため、場数を踏んできた人ほどコミュニケーションはうまく、自然に振舞っているように見えます(本人がどう思っているかは別として)。
「好きな彼の前で自然に振る舞えない」というのは、相手を意識してしまうから、というのももちろんありますが、緊張してわけがわからなくなったとしても、使える技をいくつか持っておくことによって、一見すると「自然に振舞っているように見える」状態を作り出すことができます。
もし、好きな彼の前で自然に振る舞いたい、上手に自己アピールできる人になりたい、というのであれば、日頃からコミュニケーションの訓練(どんどん人に話しかける、新規の出会いを増やす)をして、コミュニケーション能力を磨きましょう。