巷で噂の「お股にカイロ」ですが、「あったかい!」「冷え性改善するかも!」「生理痛が軽くなった!」と声が上がっています。でも、「お股にカイロなんて抵抗ある…」という人が圧倒的に多いのではないでしょうか。私もそうでした。
ということで今回は、下半身を温めることで得られる3つの効果をご紹介します。冷え性の自覚がなくても、生理痛や腰痛、便秘などの症状がある人は、必見ですよ!
〇効果その1:冷えとり効果
ちょっと前まで「冷え取り」という言葉が流行っていました。布ナプキンを使ったり、絹の靴下を履くなど。もちろん、それで効果があった人はそれでいいのですが、私の経験上、「一旦冷えてしまったものは、重ね着しても暖まらない」です。
夜寝ている時に、靴下を履いていても、靴下の中に冷えた空気が溜まってしまって、氷のように冷たくなったつま先がさらに冷えるという悪循環でした。こうなってしまった場合、温める方法は、「外側から温める」しかありません。
パンツの外側にカイロを貼ることによって、自発的に温めることができなくなった下半身を温める=血液循環をよくして自発的に温まるのを手助けする、ということが言えます。
「女性みんなに知ってほしい、子宮の冷えについて。」(https://www.kurashikisilk.jp/style/woman-hietori/)
〇効果その2:痛みの改善
冷えがあると、生理痛や腰痛、そこから頭痛に繋がることもあります。冷えると痛むのが困ったところ。実際、痛い関節を温めることで痛みが緩和することがあります(炎症以外)。寒くて萎縮してしまった筋肉をほぐすことができるので、痛みを和らげるために温めるのは有効です。
股カイロ以外にも、お風呂でしっかり体を温めるなど、できる限り体を冷やさないようにすることも大事です。
〇効果その3:全身も温まる
下半身を温めるとどうしていいのか。人間は立ったとき、温かい空気は上に行くようになっています。暖房の効いたオフィスでも、頭だけ暑くて足が冷たい、という経験をしたことがある人は多いでしょう。
このとき、頭だけ暑くても寒気を感じたことのある人もいるのではないでしょうか。頭だけ熱い、という状況は「のぼせ」であって、体があたたまった証拠ではありません。「頭寒足熱」というように、頭は冷やしたほうがよく、足は温めたほうが健康的です。
逆に、頭は冷えたとしても、下半身が温かければ人は快適と感じます。重要なのは部屋の温度ではなく「下半身があたたまっているかどうか」です。下半身に冷えを感じている人は、股カイロを試してみてください。