女性である限り、なかなか避けられない女性同士のマウンティング。同世代の女性からはもちろん、年上の女性や年下の女性からも受けることがあります。敵視されても迷惑なだけです。
本来、自分の目標があって、各々が目標に向かって突き進んでいれば周囲の人がどうであれ気にならないものですが、マウンティング女子は“女性として生きることに夢中”なので、自分以外の女の動向が気になって仕方がないのです。
では、そのようなマウンティング女子と遭遇してしまったら?一緒に仕事をしなくてはいけなくなったら?同じクラスになってしまったら?…ということで対処法をご紹介したいと思います。今回が最終回です。
【7、マウンティングしない】
以前、職場で「あなたって化粧の仕方知らないの?眉毛の書き方もわかんないんだ…え、うそ、それって自前?すごーい!濃いね!ゲジ眉?(笑)」とマウンティングされたことがあります。
そのとき、思わずカチンときて、「肌ボロボロですね、下地忘れたんですか?」と返したら、確かにマウンティングはなくなったのですが、陰口を囁かれることが多くなりました。
マウンティング女子は群れる習性があり、ひとりのマウンティング女子を敵に回すと、そのうしろにいる不特定多数のマウンティング女子も敵に回すことになります。
〇負けを認めて勝ちを取る
マウンティング女子と争う、ということは、わざわざ目線を下げて相手の土俵で戦うことを意味します。もちろん不利ですし、勝ったところで何の価値もありません。
幼稚園児と口喧嘩して勝ったところで大人げないのと同じで、むしろその場では「はいはい、私の負けですよ」と負けを認めた方がこちらには有利です。
ムキになって感情丸出しで怒れば、それもまた馬鹿にされるでしょうし、似たような文句を返してマウンティング仕返したところで、相手にはダメージを与えられません。
マウンティング女子は、このまま年を取ると、厚顔無恥のババアに進化します。「女であること」が武器として使えなくなるので、人から煙たがられる存在になるでしょう。悔しいかもしれませんが、一時的に負けを認めて、勝ちましょう。
〇マウンティングしない女性は美しい
叶姉妹などは、唯一無二の存在ですから、そもそもマウンティングする必要がありません。そのため、いろんな人の様々な考え方を尊重して「そういうのもいいと思いますよ」と受け止めてくれます。
ほかにも、私の知ってる充実した素敵な女性は、どんなにボロを着ていても、「自分が楽しいことを大事にしている」ので、他人の目は気にしていません。
「お前は私より格下なんだからな!」と自覚させるためにマウンティングする。これは野生動物の縦社会の上では必要なシステムですが、現代社会においてなんの意味があるのでしょうか。
また、「上の者が下の者を助ける」のではなく、単に優越感に浸りたいだけのマウンティングなど、ただのマスターベーションです。
ひと目もはばからずマスターベーションに夢中になっている野生のマウンティング女子などほっといて、もっと有意義なことに時間を費やしましょう。