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予防接種いってきた!2か月児の仁義なき闘い

平日、息子と2人きりで初めての小児科へ。本日はいよいよ息子にとって試練の一日。両腕に3本の注射、口にはロタワクチン投入という予防接種の刑、執行の日。

簡単な診療を終えたら、まず初めに1回戦!相手はロタワクチン。注射器を使って看護婦さんが優しく…ではなく、結構な力で息子の口にねじ込んでくれた。びっくりして泣くことも忘れた息子、目を点にしつつも決死の抵抗を試みる。顔をがっちり固定され動かせないと悟ったら、涎をじわじわ出して必死に吐き出そうとする息子。対して、息子の口をもごもごさせて何とかワクチンを飲みこませようとする中年看護婦さん。しばらくの攻防のあと、助っ人の看護婦さんが追加召喚され、前方後方ともに固められた息子にもはや成す術なし!敗北を予感して涙目になってくる息子。だんだん精根も尽きてくる。それからほどなくして刑は厳かに執行された…。1回戦、ロタワクチンの勝利

続いて2回戦。相手は注射3本。すでに1回戦目の長い闘いに憔悴しきっている息子。ロタが終わって安心感に浸っていた直後、気が緩んだ一瞬の不意を突かれて即効3本チクッ、チクッ、チクッ。これには息子もあ然。何が起きたのかわからず、理解したころには全ての事が終わっていた。待合室に戻ったころ、絆創膏の貼られたちょっぴり痛々しい自分の腕を見つめ…今さらうっ、うっ、うわーーーーーん!!!遅いよ、息子。でも偉かったね。お疲れさん!この闘いは注射の一発(正確には3発)KOにしようかと思ったが、再審の末、ギリギリまで涙を見せなかった息子の判定勝ちということで。

乳幼児は毎月のように予防接種があって、健康のためといえども大変だな~と思う。しかし人生でここまで頻繁に痛い思いをすることも今しかないので、息子を慰めつつも、その愛おしい抵抗や泣きじゃくる様子をしっかり目に焼き付けたい。息子の仁義なき闘いは始まったばかりである!to be continued!頑張れ、息子!

この記事を書いた人
齋藤 惠
2015年8月から執筆活動を開始。 専業主婦として家事と子育てが生活のメイン。合間にのんびりとコラムを書く毎日。 金融機関に勤めていたことから金融知識や社会保障についての執筆・取材依頼が多い。 他にも恋愛、結婚、育児、旅行など執筆ジャンルは多岐にわたる。
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