女性同士で争っている姿は醜いな、と思うものですが、このような光景は割とあらゆるところで見ることができます。春に向けて、新しい出会いがあると同時に、嫌な出会いがあることもあります。
他人が争っているのを見ているだけならまだマシですが、自分も巻き込まれると思うと大変です。もし身近にマウンティング女子が現れたら…? そんなときは上手にかわさなければなりません。
【5、とにかく周りを味方につける】
5つ目の方法は、マウンティング女子に出会ってしまったら、とにかく周囲を自分の味方につける努力をする、というものです。
マウンティング女子も、自分の評価を下げるようなことはしたくありません。誰かから「あ!そういうことしちゃダメなんだよ!」と指を指されることを極端に嫌がります。
ですから、なるべくマウンティング女子とふたりきりになるような状況を避けつつ、みんなから愛される人になる努力をしましょう。
〇誰がランキングを決めるのか
人に優劣をつけることはできないのですが、もし本当に格付けというものが存在するのだとしたら、誰がその順位を決めるのでしょうか。順位を決めるのは“一般大衆”です。
そんなことは誰もしませんが、投票なんかをしたらハッキリするでしょうか。ということは、女性ふたりが「私が1位よ!」「いいえ!私よ!」と殴り合って喧嘩するより、観客である一般大衆に愛想を振りまいたほうが順位を上げることができる、ということです。
マウンティング女子は、努力してのし上がることよりも、自分の周りにいる女性を蹴落として順位をあげようとしますから、客観的に見たら順位は下がっていく一方です。それに本人は気がついていません。
〇周囲から言わせる
私の知人も、職場のマウンティング女子(先輩)に悩まされていましたが、負けずに地道な努力をしていました。あるとき、会社のずっと偉い人に気に入られて、休憩時間に偉い人に混じって談笑していたそうです。
それを見たマウンティング女子は頭にきたのでしょう。いつも以上に辛く当たってきたそうですが、なんとその様子を上司は見ていた!しかもその場で、「君よりこの子の方が頑張っている。そういう迷惑行為はやめなさい」とみんなの前で言ったそうです。
このとき、知人はやっと「マウンティングから解放される!」と安堵したのだそうです。そして、マウンティングもぱったりおさまった、と言っていました。
天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず。格付けなどは何の意味もない行為で、ただの自己満足です。そんなことに振り回されるより、地道な努力を惜しまないことが大事です。
(つづく)