今、婚活をしていて「結婚できなかったらどうしよう」という不安を持っていませんか?不安が増すと、焦りになります。焦ると何もかもうまくいかなくなりますよね。
しかしその「結婚できないかも」という不安、あまりにも未来を先読みしすぎて「うまくいくわけがない」と思ってしまうようなら“認知の歪み”かもしれません。今回は、婚活がうまくいかないときに認知療法を利用しよう!ということについてご紹介します。
【今まで何もかもうまくいったためしがない】
受験で失敗するし、好きになった人とお付き合いしたことがない、友達には裏切られるし、就職だって正社員で雇用してもらえなかった。などの、“過去の履歴”によって、「きっと今後もうまくいかないだろう」と思い込んでいる人は、少なくありません。
これは“認知の歪み”の1種で、右利きの人が右手ばかり使って右肩がこる、というのと同じで、「考え方にクセがついてしまった状態」です。
というのも、先に「きっとうまくいかないだろう」と予想しておけば、最悪うまくいかなかったとしても、心のショックを最小限に留めることができます。期待して期待して裏切られる、という大きなストレスを抱えなくて済むからです。
このように、過去の履歴によって「きっと婚活もうまくいかないだろう」「どうせ結婚できないんだろう」という考えが頭にこびりついていると、うまくいくことも、うまくいかなくなってしまいます。
【不安に餌を与えない】
不安は考えれば考えるほど増していきます。というのも、未来のことは「まだ起こってないこと」なので、現時点では何も解決することができないため、「ダメになる可能性や失敗の可能性」を無限にイメージしていけば、不安は餌をもらってどんどん大きくなるからです。
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この不安を増幅させないためには、訓練が必要です。今までクセになってしまった考え方を改善する必要があるからです。認知療法については本で知ることができます。
また、人によっては自分ではどうにもできない人もいます。そのような人はカウンセラーなどの専門家に相談してみましょう。きっと今より心が軽くなるはずです。
婚活がうまくいかない、思うように相手が見つからないのは、運命の相手が見つからないからではなく、自分の考え方や受け止め方に原因があるのかもしれません。認知の歪みを自覚して改善することで、今後の婚活も楽になるでしょう。