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本当に効果のあるダイエットは?自分にぴったりの方法を見つける(6)

痩せたい!でも何をやっても痩せない!?それはもしかしたら、アプローチの仕方が間違っているのかもしれない!ということで、自分にぴったりにダイエット方法を見つけなければいけません。

本当に効果のあるダイエットとは?今まで見落としていた穴とは?前回まで、タイプ別のダイエット方法についてご紹介してきました。今回は、「本気で太っている人と、マジで痩せている人の生活はそもそも違う」についてご紹介したいと思います。

【6、デブと痩せの違い】

極端な話になりますが、よく自動車を所有していて、歩いて5分のところも車で行ってしまう、という人がいます。そのような人と、自動車がなく、どこへ行くにも歩く人では、そもそも運動量が違います。

それだけ運動量が違うにも関わらず、車に乗ってしまう人は痩せている人に対し「どうして痩せているの?何を食べてるの?」と質問します。これに似たようなことは度々あるかと思います。

痩せている人はそれなりの生活をしているし、太っている人はそれなりの原因があるのです。できることなら、痩せている人の家に居候してその生活を体験してみることが一番効き目があるかもしれません。

〇痩せてる人の生活を真似する

わたなべぽん著『スリム美人の生活習慣を真似したら 1年間で30キロ痩せました<スリム美人の生活習慣を真似したら 1年間で30キロ痩せました』 http://amzn.asia/dCFcFq8

この本には、実際に165cmで体重が95kgだった著者が痩せていく様子がコミックエッセイになって描かれています。

私にも経験がありますが、以前母や妹と生活していたとき、彼女たちは少し太っていました。朝起きて朝食代わりの菓子パン。小腹が空けばお菓子。おかずが少なく白米が多い食事。

それまでの私の生活とまったく違ったので、「これでは太るよな」と思っていました。運動することもなく、部屋からあまり出ることもありませんでした。

元々太っていなかった私でさえ、彼女たちと生活するだけで少し太ってしまいました。不思議なのは、妹が「どうして痩せないのか」とずっと悩んでいることでした。「そりゃ太るわ」と指摘しても理解できないのです。

まず太っていると気がついたら、生活そのものが間違っているということに気がつかなければなりません。食べる量や運動量だけでなく、食べ物の種類や、どのような運動をすればいいのか。

人から見られるという緊張感がなければ姿勢も悪くなりますし、服装も気にしません。「私はスリム美人だ」という真似をして生活するだけで痩せる、というのは理にかなっています。

「自分の生活のどこか一部が間違っていて、そこを改善すればいいだけ」という甘いものではなく、そもそも根本的な思考が太ってしまっているから痩せられないんだ、ということに気がつかなければ改善できないのではないでしょうか。

(つづく)

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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