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【良縁祈願】新年だから“縁切り”について考えてみる【恋愛成就】(7)最終回

新年ということで、良縁祈願と同時に、気にしておきたいのが“縁切り”です。通常、あまり縁がないもの、縁が薄いものとは、知らぬ間に縁が切れるものです。

本来なら、切れてしまうはずの縁が手元に残っているのは、もしかしたら「自分が手放したくなくて執着しているから」なのかもしれません。

【7、縁切りすると素晴らしいことが起こる?】

ちょっと怖いように思える“縁切り”ですが、実は日常の中で繰り返し起こっていることだ、ということに気が付いているでしょうか。

ふと立ち寄った店で気になったストール。ほしいなあ、とは思っても値段が想定していた以上だったために諦めた。そのうちストールは店頭からなくなって、知らぬ間に忘れている。これも「縁がなかった」と自然に切れた縁となります。

では、もしここで「あのストールがどうしてもほしい!」と思った場合はどうでしょうか。店頭に置かなくなってしまった、または別の人が買ってしまった後も「あのストール欲しかった!」という念だけが残ります。

〇それって「執着」じゃない?の縁を切る

上記の「あのストールが忘れられない」とか、「昔の男が忘れられない」というのは、言ってみれば溺れている人が藁にしがみついているのに似ています。

もし「いやいや、それ藁だから。掴んでても意味ないから」ということに気が付ければ、きちんと助けてくれる人の手を掴むことができます。

つまり、今どうしてもうまくいかないことがある、なぜ自分はこんなに満たされないんだ!と思っているときは、思い込みや執着によって、本来掴まなければならない縁に気がついていない状態、ということです。

「執着を捨てる=縁を切る」ことによって、本来の解決の道が見える、自分の本当に進みたかった道が現れる。これが縁切りの最大の効果です。

〇“縁結び”よりも“縁切り”!

「次こそ良い恋愛にしたい!」とみんな思うものですが、人によっては大事なのは縁結びよりも縁切りである場合があります。一生懸命縁結びにお願いしても、執着が捨てられなければ次の縁はやってきません。

もしこれまで、様々な縁結びに頼ってきたのに効果が現れない、という人ならば、思い切って縁切りを追求してみるのも、ひとつの方法です。

人によっては、今の友人関係が良くない人。また、職場環境や人間関係が良くない人。両親との関係に問題があるのに気がついていない人。また、人意外にも、物や事柄に執着している人もいます。

どうにもこうにも行き詰まってしまって逃げ場がない!と思ったら、思い切って縁を切ってみる、どうしても切るべき縁がわからない人は神頼みしてみる。大切にしたほうがいい縁があると同時に、切ったほうがいい縁もあることを今一度考えてみると開運に繋がります。

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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