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【良縁祈願】新年だから“縁切り”について考えてみる【恋愛成就】(6)

悪い縁を切って、新しい縁をつなぐ!そのためにはどうしたらいいのか?恋も私生活も仕事も。悪い縁がまとわりついていると、うまくいかないものです。

これらは一旦全部リセットしなければいけないものでしょうか?心機一転、上手に悪縁だけお断ち切るためにはどうしたらいいのでしょうか?

【6、縁切りは神頼みだけじゃない】

縁切りと聞くと、どうしても“おまじない”とか“神頼み”という神秘的な話になりがちですが、どうも目に見えないことは信用できない人間からしてみると、「ホントかよ」って感じです。

縁切りを神頼みしておいて、家でのんびり待っていれば自動的に切ってくれる?そんな都合のいい話はないはず!ということで、受動的にではなく能動的に切っていくことについて考えてみました。

〇年賀状は返事をくれたのか?

縁切りというのは、嫌いな相手に向かって「お前のこと嫌いなんだよ!もう話しかけんな!」と突っかかることではなく、どちらかと言うと、サーっと身を引いていく感じではないかと思います。

たとえば、新年のお年賀。一切返事をくれない人に対して、義理堅く毎年出している、なんてことはありませんか?それはもう“出さなくていい相手”かもしれません。

また、「この人と一緒にいると気分が悪くなる、でも向こうからは好かれている」なんて場合は、こちらからNOを突きつける意味でも、返事の年賀状を出さない、ということもあります。

今の立場を守ろうとすると人は弱くなりますが、今よりさらに上を目指して移動することを考えたとき、守るべきものが変わってきます。

過去を大切にする、今の立場を大切にする。それも大事かもしれませんが、縁を切ることによって新しい出会いが増えるのだとしたら、思い切って能動的にこちらから切ってみるのもひとつの手段です。

〇縁切りは思考の転換?

長年、夫に不満を抱きつつも、子供のためにと思って離婚しなかった女性がいるのですが、ここ最近ですっかり覚悟を決めて離婚しました。これも縁切りです。

その女性は、確かに金銭的に苦しい部分もあったのですが、かと言って生活することに困るほどではなく、自分で仕事をして社会から求められて生きがいを感じ、夫に費やしていた無駄な時間を取り返すことができました。

しかし、実際にこのように覚悟を決める女性は少なく、どちらかというと「でも…だって…」と現状維持を選ぶ女性が多いのも事実です。

神頼みをして効果がある、ということは、それらを神様が“強制的に促してくれる”ということでもあり、結局覚悟を決めるのは自分自身なんだと思います。

誰かに背中を押してもらいたい!背中を押してもらわないとできない!ではなく、人に押されるまでもなく自分で覚悟を決められる人になれるように、自分を見つめ直すことも重要かもしれません。

(つづく)

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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