今年こそ結婚に繋がる良い縁を!と思っている女性も多いと思います。しかし、良縁を求めると同時に、過去の嫌なものを全部捨ててしまいたいのではないでしょうか。
良縁を呼び込むためには、悪縁を断ち切らなければならない。割とどこの恋愛指南でもそう書かれてありますが、なぜ“悪縁は断ち切らなければならないのか”?
新年ということもあり、新しい出会いに希望膨らむ時期ですが、「今年こそ!」と思っている女性にとって、良縁と一緒に“縁切り”についても考えてみる良いチャンスかもしれません。
【2、もし縁を切らないままだと…?】
もし、元彼との縁を切れないまま、ずるずると関係を持ち続け、そのまま別の男性と結婚したらどうなるでしょう。元彼ともたまに会って、旦那さんには嘘をついて?泥沼の予感しかしません。
人には「忘れる機能」というのが備わっていますが、自分の方から過去にしがみついていては、忘れることができません。
〇縁切りとは“決意”!
「元彼のことが忘れられない!好きじゃなくてもいいからそばにいて~!」というのは、自分の心の弱さ…というよりは、「ぬくぬくあったかいコタツから、なかなか出られない」のに似ています。
そりゃ寒い外に出るのは億劫ですが、外に出たら出たで楽しいことがたくさんありますし、次々と変化していく環境に慣れていかなければならないんだと思います。
良い思い出を無理に忘れろ、ということではありませんが、何かあるたびに「あの人は優しかった」とか「あの人だったらこうしてくれた」みたいなことを思い出しても、それって「コタツの方があったかかった」と思い出していることと同じです。
今はもう手の中にないものを惜しんでも、きっと価値あるものを見逃してしまうでしょう。縁切りという決意をすることによって、後ろ向きの姿勢から、新しいものをどんどん探していく姿勢に変えていくことが重要です。
〇逃がした魚は大きい…のは勘違い!
「好きになったけど、告白したら振られた」みたいなことで、なかなか忘れられない人も多いと思いますが、もし付き合ったとしたらどうなっていたか。考えたことはありますか?
「もし付き合ってたら、すごく良いカップルになってたはず!」と思うかもしれません。逃した魚は大きく感じるものです。しかし、そうではないようです。
私も以前、好きになって告白した男性がいたのですが、その場で振られました。それ以来、会うことはなかったのですが、風の便りで「就職に失敗してから実家にひきこもっているらしい」と聞いて、「付き合わなくてよかった!」と心底思いました。
今まで成就しなかった恋愛は、「成就しなくてよかった縁」なのです。振られたことも、浮気されたことも、当時はすごく腹立たしかったし悲しかったかもしれませんが、それで良かったのです。
縁切りをしたい、と思って縁切りスポットや神社にお願いする際は、「今まで不幸と思ってたけど、これでよかったんだ!ありがとう!」という気持ちで、お願いしてみましょう。
(つづく)