ホルモンバランスが乱れてる?だったら恋をしましょう。って、できるか!(ひとりツッコミ)ということで、異性とのコミニュケーションでホルモンバランスが整うことがるようなんですが、そう簡単にできないのも事実。
独身の女性も、既婚者の女性も「ドキドキ?ハハッ(鼻で笑う)」って感じかもしれません。そんなときに活用したいのが、恋愛漫画です!乾燥したこの季節、恋愛漫画を読んでドキドキして、お肌ツヤツヤになりましょう!
【7、雲の上のキスケさん】
鴨居まさね作『雲の上のキスケさん』。雲の上、と言っても、キスケさんが死んじゃう話ではありません。また、手の届かない場所にいるわけでもありません。
主人公の眉子は、元は事務職でしたが、営業職に移ってからは努力の甲斐あってそこそこの成績を収めるやり手の営業マンになっていました。ところが、同じ営業の彼を成績で追い越してしまったばかりに煙たがられてふられてしまいます。
傷心の彼女に声をかけたのは、漫画家のキスケさん。しかも、「漫画のモデルになってほしい」とスカウトします。
〇共感できる主人公!
この眉子の行動を見ていると、共感できることだらけ。雨の日には体がだるくなったり、偏頭痛が起きる(わかる!)。気合を入れて頑張るけど、いくら仕事しても女性としてしか見てもらえない。その上、彼にまで。
しかし!そんな眉子を救う(?)ヒーロー、キスケさん。彼もまた、どこにでもいそうなうだつの上がらない漫画家。ただし、眉子が頑張っている姿をよく見ています。ふたりがラブラブになるのも嬉しいですが、眉子が自分のやりたいことや、行きたい方向を見つけて進んでいく様子が爽快です。
〇キスケさんみたいな男性
正直、キスケさんみたいな男性っていそうでいないと思うんですが、こんな男がいたらいいなあ…と思う男性像かもしれません。(実際、男性がこの漫画を読むと、キスケさんには共感できない人が多い様子)
ただ、キスケさんはハンサムなわけでもないし、かっこいいわけでもない(むしろちょっとカッコ悪い?)のですが、眉子のような頑張ってる女性とは、とても相性がいいような気がします。
きっと世の中には、眉子の元彼みたいな男がいっぱいいて、「女のくせに」とか「男に勝ったからっていい気になるなよ」「女は黙ってろ」みたいなことを、今この瞬間も言ってるのかな、と思うと頭にきます。
でも、眉子とキスケさんカップルが、ほのぼのゆったりラブラブしていてくれるなら、まあいっか!と思える、そんな元気になれる漫画です。この冬、是非ご一読ください!