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33歳で結婚する女性が多い!西洋占星術でみた女の転換期(7)最終回

西洋占星術によって、力の入れどころ、弱めどころを知ることによって、自分を外側から理解できるきっかけとなると思うのですが、「33歳で結婚した人たち」はどうだったのでしょうか。

この「33歳で結婚」というのは、「この時期に結婚すると幸せになれますよ」とか「多くの人が33歳で結婚できますよ」ということではありません。

また、結婚適齢期が引き上げられて、33歳前後で結婚する人が単に増えているだけ、とも考えられます。

何にせよ、少なくとも私の周囲に居る“33歳で結婚した人たち”は、自分の「結婚したい!」という欲求に振り回されることもなく、相手と感情的に一緒になったわけでもなく、どこか現実のつながりから必然的に結婚に至った、ような気がします。

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1、落ち着いた結婚がしたい

若いうちは誰でも、情熱的な恋愛もしたいですし、そこに危険な要素があるととても楽しく感じたりもします。

しかし、結婚となると別です。結婚は安定した生活が前提です。確かに、刺激を求めるふたりが危険な結婚をするのなら止めませんが、多くの人は“落ち着いた結婚生活”を望むでしょう。

若いうちに一度結婚したけど、33歳で再婚、という話もよく耳にします。これは、最初の結婚も運命だったのでしょうが、そこで何かを学んだことによって、得たものがあった、ということだと思います。

「サターンリターンを乗り越えた人」は、それ以前の自分よりも大きく成長しています。自分の本当に欲しいものや、本当に必要なものがわかってきます。

そういった“自分が何者なのか”を知った上で付き合える人とは、気の張らない関係が結べるのかもしれません。

また、35歳までは太陽星座を見ることになるので、太陽星座による“社会参加”みたいな面から見ると、35歳までに初産を経験する人も少なくないのだと思います(こどもの関わりによる社会参加)。

25歳以下の年齢で結婚する人は、それはその人の運命なのでしょうが、もし「若いうちに結婚できなかった!どうしよう!」と思っているのなら、“自分には自分の結婚のタイミングがある”と知って、焦らないことが大事です。

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2、人生には無数のチャンスがある

これは「33歳までに結婚しなければならない」ということではありません。また、その人の大きな目的を達成するために、結婚が不要である場合もあります。

心から結婚を願っていても、結婚できないまま生涯を終えることはありますが、その場合は別の大きなことを達成できているはずです。

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星が動いている、ということから、アスペクトも常に変化しています。これは、「今はチャンスに恵まれなくても、いつかチャンスはまた巡ってくる」ということです。

誰にも見向きもされない時期もあれば、みんなが集まってくるような時期もあるでしょう。もし今、「なかなか恋人ができない、いつ結婚できるか不安」と思っているのなら、一度西洋占星術の視点から自分を見てみるといいかもしれません。

自分が置かれている現状の理由や、自分が何者なのか、これからどこに向かうのか。気づけばすでに転換期の中にいるかもしれません。変化とは大きな流れです。この流れをうまく掴んで、より良い方向へ進みましょう。

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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