西洋占星術を目下勉強中の身ですが、勉強していて気がついたのが、どうやら33歳から34歳で結婚した、もしくは再婚した、という女性が多いこと。
それも、「振り返ってみたら、33歳・34歳で結婚した相手は、ソウルメイトのような気がする」という女性が多いのです。これは何か関連しているかも。
我々は普段、雑誌などで「今月の〇〇座の運勢は…」みたいなのを読んで、当たったり外れたりしたような気がしていますが、そもそも西洋占星術=12星座占い、ではありません。
もっとずっと複雑な西洋占星術は、「自分だけの答え」を導き出す地図となってくれます。では、33歳の人も、まだの人も、33歳を過ぎた人も、自分のソウルメイトを見つけるために、どのように転換期を利用していけばいいのでしょうか。
1、12星座占いは“太陽星座”
まず、雑誌でよく見る「今月の運勢」ですが、「よくもザックリと人を12パターンに分けてしまえるな」と思ったのは、おそらく私だけではないと思います。
血液型占いに至っては4パターン。当たってるな、と思う場合もありますが、隣にいる全く違う人と「同じだよ」と言われることに、なんとなく違和感を感じます。
12星座占いの場合、見ているのはその人が生まれたときの“太陽の位置”です。常に太陽は移動していて、生まれた日に太陽が何座の位置にあったのか、というところで判断しています。
ところが、人は生まれた日にちも違えば、時間も、場所も違います。1秒でもズレれば、星の位置は違ってきます。
また、星は太陽以外にもあって、それらも常に移動していますから、星の関係(アスペクト)も常に変化していて、それらを一括りに「太陽が同じ星座になるから同じ」と言ってしまうのは乱暴なことです。
2、ただし太陽星座は参考にはなる
では、12星座占いが全部嘘っぱちか、というとそうでもありません。生まれた時に太陽が位置していた星座は、確かにその人に影響を与えます。
太陽星座は、その人の人格や性格を表すと言われています。人からどう思われるか、というよりも、もっと本質的な部分です。
そのため、「12星座占いがよく当たる!」と実感する人は、太陽星座の影響を強く受けている、または自覚している、ということかもしれません。
「前回は当たったけど、今回は外れた」という場合は、ほかの星のアスペクトが影響しているからであって、やはりそこは、ひとことに「12星座占いがすべてを当てる」とは言い切れないところです。
(2)へ続く。