人にはコンプレックスがあります。おそらく、「全然ない!コンプレックスはゼロ!」という人は、そんなにいないと思います。
とくに、女性は“歳を重ねる”ということが、元々あるコンプレックスにプラスされていきます。旬を過ぎたら見向きもされない、ということが起こりやすいのです。
30を過ぎれば、もうそろそろ危ういと言われてしまいますし、体型にコンプレックスを抱えていたり、顔もそんなに自信がない…とくれば、歩くコンプレックスの塊です。
では、そのような三重苦を抱えた女性でも結婚は可能か?についてお話したいと思います。また、あわせて、こちらの記事「「太っている=モテない」じゃない! 男性から好かれる“ぽちゃ子”の条件って?」(http://woman.excite.co.jp/article/love/rid_E1460095867172/)もご参考ください。
1、何十苦だろうが結婚はできる
年増でデブでブス、という三重苦以外にも、「借金がある」「バツイチだ」「定職に就いていない」など、何十苦も持っている女性はたくさんいます。
中には「ああ、あなた結婚は無理だね」と言ってしまいたくなるような人もいますが、そんな人だって結婚できる可能性はゼロではありません。
結婚は、就職と同じく「自分の提示する条件と、相手の提示する条件が一致すれば成立する」ものですから、相手が「それを気にしない」のであれば、することが可能です。
つまり、年増だろうが、デブだろうがブスだろうが、借金があろうが、相手の男性が「それでもいいよ」というのであれば、全然アリです。
2、だが!しかし…?
とは言え、「私は30を超えていて、ぽっちゃりでブスかもしれませんが、相手の男性は年収1千万以上で、若くてハンサムでなければなりません」というのでは、いつまでも結婚できません。
これって、お店で見つけたいい感じの1万円のバッグをレジに持って行って「すいません、今300円しか持ってないんで、300円で売ってくれませんか?」と言っているのと同じ。喧嘩売ってんのか?です。
相手が妥協してくれているのなら、自分も妥協する、というのは当たり前。それは、結婚するときもそうですし、結婚後に関してもそうです。
自分にコンプレックスがある分、相手の様々な部分を許容していくことが大事です。「なんか食べ方がくちゃくちゃ汚い…」「枕が臭い…」というのも、許さなければならないことです。
3、自分のコンプレックスを認めた女は強い
コンプレックスがある、ということそのものは何も悪いことではありません。先にも書いたとおり、コンプレックスのない人はほとんどいないのですから、自分を知る、ということにおいても「特技」があれば「不特技」もあって然りです。
ただ、恋愛・結婚を考えたときに、自分のことを商品として売り出すことができないほどのコンプレックス、というのは存在しません。
そこに価値を見いだせないのは、自分で自分の値段がわかっていない証拠です。たとえ、壊れた電子レンジでさえ、分解すれば部品として使えるように、私たちが自分の意思で動ける限り、人間としての価値は高いはずです。
「こういうコンプレックスがある。でも、もっとほかに良い部分がある!」と開き直った方が、恋愛も結婚もうまくいきます。
三重苦…四重苦…と罪を重ねず、「欠点のある私ってかわいい!」と思えたら、結婚できる日もそう遠くないはずです。