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月経前のイライラ期をうまく乗り越える…上手なメンタルケアとは?

月経前にイライラを感じる女性は多いと思います。自分がPMS(月経前症候群)であるなど、自覚している女性もいるでしょう。

お仕事を持つ女性は、社会から“完璧”を求められることが多いのですが、そんな機械のように完璧にできるはずもなく、しかも自分の体調に振り回されていると、月経前のイライラ期に爆発したくなるときもあるのではないでしょうか。

そんな、月経前のイライラや落ち込みには、どのように対処するのが正解なのでしょうか。今回は、月経前の不安定な時期の上手なメンタルケアをご紹介します。あわせてこちらの記事(http://www.mylohas.net/2016/04/053333pms2.html)もご参考ください。

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1、自分をしっかり把握する

まず、月経前のイライラ・落ち込みが来る時期を“なんとなく”過ごしていませんか? ほぼ毎月、同じサイクルで来るその時期は、予測もできるし対処もできます。

月経の日をカレンダーに記している人も多いと思いますが、そのほかに、「だいたい月経の一週間前にはイライラする」などの気分がわかる印もつけてみましょう。

すると、一番イライラする日や、落ち込む日がだいたい見えてきます。その日に大きな予定を避ける、休みを取るなどの対処も可能となります。

自分のことは自分でよくわかっているつもりですが、客観的にメモを残す、カレンダーにつけておく、という“データとして処理してみる”ということは、とても大事です。

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2、うまくいかない時期には甘やかす

月経前は体重が増えたり、浮腫んだり、それに伴い仕事もうまくいかなくなることもあります。普段当たり前にできることができなくなったりもします。

頭痛や腰痛に悩んだり、立っているのが辛いなどの症状もあるでしょう。それなのに「病気ではない」とか、「病院へ行くほどのことではない」「休むほどではない」と軽く見られがちなのが月経前症候群です。

周囲の人がどう思うか知りませんが、辛いのは自分です。せめて自分には甘やかしてあげましょう。体重を気にせず、甘いものを食べてもいいでしょうし、いつもより早く就寝するようにしてもいいでしょう。

誰も守ってくれないのですから、自分が自分を大事にしてあげる。この時期はとくに、「頑張ってる自分を甘やかす時期」にして、たくさんご褒美をあげるようにしましょう。

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3、「気持ち」ではなく「ホルモンバランス」である

この時期、意味もなく悲しくなったり、わけもなく腹が立つのは、周囲で何かが起こったからではなく、感情の動く原因が自分の中にあります。

「後輩が失敗をしたから私はイライラしている」とか、「こどもがおもちゃで私を叩いたから怒っている」と、自分以外に原因を探す人も多いですが、それでは人間関係が破綻します。

この時期、イライラも落ち込みも、全部ホルモンバランスのせいです。周囲に無意味な八つ当たりをしてしまうのを避けるためにも、発言を控えたり、ひとりの時間を増やすのもいいでしょう。

みんなでランチへ行くのではなく、ひとり静かにランチをしたり、飲み会への参加を控えるなども、方法のひとつです。

そして、泣きたいときは思い切り泣けばいいですし、イライラしたら体を動かすこともいいでしょう。毎日が同じメンタルでいられないからこそ、その時期にあわせた行動が大事になってきます。

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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