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出会いがない!社会人女性の「恋愛できない症候群」からの脱出法(第5回)

第一回では「リスク回避」、第二回で「草食化した男」、第三回で「生活水準」、第四回で「失敗できない」についてお話しました。第五回では、「出会いの場所」についてお話したいと思います。

私たちは出会いと聞くと、合コンや街コン、婚活パーティーやお見合いなどを想像します。確かに、そういう場所へ積極的に出会いを求めに行くことが、“活動”です。

しかし、じゃあ実際、そのへんにいっぱいいるリア充の皆さんはどうやって出会ったか、と言えば、同級生だったり、会社の同僚だったり、友人の紹介だったり、趣味仲間だったりします。

つまり、出会いの場として、合コンも街コンも機能はしますが、日常の中で出会いを見つけられない人は、合コンや街コンに行ってもやっぱり出会えないんじゃないか?

だって、こんなに合コンも街コンも盛んに行われているのに、それでも「出会いがない」と言う男女は減りません。

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1、「出会い」ってそもそもなんだ

では、私たちがほしい「出会い」とは、なんなのでしょうか。突然相手から好きだ!と告白されること?帰り道がたまたま同じだったり?道で肩がぶつかったり?

漫画みたいなシチュエーションでないとしても、なんとなく“運命的なもの”を感じることに期待するのが女性かもしれません。

しかし、出会いとはもっと泥臭いものを言うのかもしれません。以前、知人夫婦に馴れ初めを聞いたのですが、あるとき飲み屋で一緒になった男性が「家がない」というので、部屋に呼んだ。

そこからズルズルと一緒に住むようになって、結局体裁が悪いから籍を入れた、というもの。男(旦那さん)は仕事はしているものの、友人宅をあちこち転々としていたそう。

話だけ聞くと「おいおい、大丈夫かよ」と思いますが、当の本人たちは案外幸せそうです。彼女は別に運命を感じたわけではなかったですし、なんなら「かわいそう」と思ったので人助けのつもりだったのかもしれません。

今持っている「こんな感じ」という出会いのシチュエーションの形にぴったり当てはまるものは、なかなか見つからないかもしれません。

それよりも、もっと「来たもの拒まず」のスタイルで、セールスだからと言って断るのではなく、とりあえず話だけは聞いてあげよう、という姿勢で行ってみるのはいかがでしょうか。

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2、どこで出会うの?

実際、リア充の皆さんはどこで出会っているのでしょうか。こちらのサイト(http://www.womaninsight.jp/archives/118755)によると、合コンで出会った、と答えた人は全体の2%にとどまっています。学校や職場、そしてインターネットでの出会いが主流のようです。

じゃあ、合コンも街コンも無駄?そういうことではありません。男女はどこで出会うか、ではなく、どうやって出会うか、の方が重要です。

学校や職場が女性だらけなのであれば、当然出会いはないです。そういう人は、やはり合コンや街コンへ行くべきでしょう。

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しかし、学校にも職場にも同年代の独身男性がいる、だけど出会いがない!と言っている人が、合コンに参加して彼氏ができるか、と言ったらそれは謎です。

前にもご紹介したように、若い独身の男女はたくさんいて、出会いを求めています。それなのに、なぜ出会わないのか。それは、相手を「異性として認識していない」からです。

出会いがない人は、合コンへ参加しても、街コンに参加しても、お見合いパーティーに参加しても「出会いがない」と言います。

これは、合コンや街コンに問題があるのではなく、参加する個人が求めている“出会いの形”に問題がある、と自分で気がついて訂正していかなければならない問題です。

第四回←→第六回へ続く。

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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