きっかけは仙台の女子高生
ご当地モノはよくありますが、『なぜ、これが?』という不思議な事も多いと思います。仙台で人気に火がついたというものと言えば・・・わかりますか?
それがこれです。「ミカサバッグ」
出典:みでけさいん仙台
ナイロン製のつるつると軽い手触りのもので、スポーツメーカーの作ったエコバッグみたいな存在でしょうか。カラフルで何でもぽんぽん入るし、価格もお手頃ですから色違いで持つなど大変気軽に使えます。ミカサというと、バレーボールを思い浮かべる方が多いと思います。特に白、黄色、青の、あのボールです。
たとえバレーボールの経験がなくても、店頭で見かけたり、テレビで見たりであの三色ボールはインパクトが強いと思います。かさばるボールも収まるミカサバッグは大変便利グッズだと思います。
MIKASAって何の会社?
このミカサ、どのような会社なのでしょうか。
広島市西区本社を置く株式会社ミカサは、「主にゴム製品を製造する化学メーカー」です。しかし、モルテンと並びバレーボールの国際バレーボール連盟公式球に指定されるなど随一のフランド力を持っています。(wikipediaより)
MVA200バレーボール国際公認球 検定球5号
不思議現象は仙台から
この「ミカサバッグ」人気の現象は、テレビ番組で取り上げられたことがきっかけになったようです。(2008年10月)
テレビ番組で仙台の女子高校生が流行らせたようだ放映し、売り切れ店が続出するほどの影響がでたようです。もともと仙台のバレーボール名門校の部員たちが持っていたのを見て、一般的な高校生も持つようになり仙台中で爆発的に広がったとあります。強いチームへのあこがれでしょうか。
2015年現在
ミカサバッグは仙台の学生たちに定着し、現在は特別な現象はほぼなくなったといわれていますが、一度持ったら離せないのか、そのまま愛用しているように感じます。
重ね使いが流行っています。 ザ・モール仙台 ゼビオにて H27.5/5
漫画で復活!!仙台が舞台のバレーボール漫画
ハイキュー!!
高校バレーボール部主人公が、仲間とともに全国大会を目指すスポーツ根性青春漫画です。舞台が宮城県となっているようで、ここでまたミカサバッグ人気が再燃しています。
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おしゃれじゃなくても
ミカサといえばバレーボールですが、今はミニバス(小学生のバスケット)にも広まり、学年別で色を揃えているチームもあります。小学生とはいえビシッと揃いのミカサでコートに登場すると確かにかっこいいですよ。
おしゃれじゃないし!という声もありますが、使いやすさ・親しみやすさが仙台で暮らす人たちに愛されているモノだと思います。いちど手に取り、使ってみてください。