私がいた以前の職場で、40代の年上女性の同僚が、あるときからすっぴんで出社するようになりました。独身だし、とても美人でスタイルも良く、はっきり言って、すっぴんでも十分きれいな人です。
どうしてすっぴんで出社するようになったのか質問してみました。「化粧が面倒だし、肌荒れしてるときに化粧すると悪化するから」だそう。
確かに、肌荒れを隠すためにさらに化粧をして悪化、という悪循環を防止するためには、一旦化粧をおやすみすることも大事かもしれません。
巷では「あえて化粧をしない」という女性が増えています。以前は「化粧をしないで外出するのが恥ずかしい!」みたいな時代があったのに、様変わりしました。
では、そんな増えているすっぴん女子の実態についてご紹介したいと思います。あわせて、こちらの記事「「女子のすっぴん、どう思う?」男子に聞いたすっぴんエピソード6選」(http://googirl.jp/renai/1302sultupin693/)もご参考ください。
1、意外と男ウケのいいすっぴん
かつては「ゴテゴテメイク」が流行ったものですが、徐々に「ナチュラルメイク」に移行し、今では40代すっぴん女子も珍しくありません。
「男って化粧してない女が嫌いなんでしょ?」と思われるかもしれませんが、そんなことはないようです。
確かに、肌のお手入れをしていないような外見や、TPOに合わせた服装・メイクには、厳しくチェックが入りますが、休日の何にもないときにまで化粧する必要ある?と、男性は思っています。
眉毛がない人には「眉毛くらい書けよ」と思うでしょうが、「ファンデーションが乗ってないと女じゃない」みたいな考えの人は少ないと思います。
むしろ、男性が求めているのは「すっぴん美人」。すっぴんなのにきれい!という女性が好まれるので、化粧に凝るより、素肌の強化をした方がいいかもしれません。
2、めんどくさいから?
先ほどの同僚のように、「肌荒れを悪化させたくない」という理由で、すっぴんを選択する人も結構います。
また、「化粧をすることのイライラ」を軽減するために、なるべく化粧品を使わない選択をする人も増えています。
肌にとって、化粧することは“異物をつけられる”ことです。「ファンデーションをすると、痒くなってくる」みたいな人もいますが、肌が拒否している反応です。
化粧をする時間ももったいないですし、化粧をしないことがイライラ軽減に繋がるのなら、あえて化粧をする習慣を見直してしまうのも有効です。
「めんどくさい」と聞けば、いかにも“ものぐさな女”みたいに聞こえますが、実際は“いかに無駄を省いて、快適に過ごすか”を自分で選択できる、ということです。
3、肌の力を信じる
化粧は肌の負担になるのたそうですが、ほかにも「化粧で隠すことに慣れてしまう」ことも怖いです。肌はそもそも、すっぴんで生きていられるようにできています。
しかし、化粧で隠すことが癖になってしまうと、肌本来の修復能力や水分調節など、手間をかけるだけ肌本来の力を邪魔する結果となるかもしれません。
あれこれ試すのが好きな人もいますし、毎日することが当たり前になっている人もいますが、肌は生き物ですから、ほっといても再生する能力があると信じて、あえて放置してみることをおすすめします。
必要最低限のものだけを使って、あとは肌が自然にきれいになるのを待つ。そのことによって、すっぴん美人に近づけるかもしれません。