恋愛は、コミニュケーションです。つまり、相手との会話や行動によるキャッチボールがうまくできないと、大変難しいものです。
そのため「人付き合いが苦手で、誰とも会いたくないけど、恋愛はしたい」と言っている人は、「英語は話せないけど、アメリカに住みたい」と言っているようなものです。
これは、「不可能ではないけど、苦労はするよね」という意味です。できなくはないけど、結局その道を選ぶのなら、強制的に苦手なことに飛び込む必要があります。
「人付き合いが苦手な私でも、恋愛できますか?」という質問に対しての答えは、イエスです。できます。ただし、うまくいくとは限りません。
今回は、そんな自称。人付き合いが苦手な、不器用な女性の恋の仕方についてご紹介します。また、あわせてこちらの記事「人付き合いが苦手で友達がいない人でも、好きな人からたくさん愛されて幸せになる方法」(http://renai-soudan-master.jp/?p=813)もご参考ください。
1、それ本当に「人付き合い苦手」なの?
世の中には、ずいぶん「人付き合い苦手」な人が溢れているような気がします。一見すると、器用そうな人まで「私、不器用で」と言っています。
難しくても仕事をしている、ちゃんと会社に出勤している、友達は少ないけど1人はいる、コンビニで買い物ができる、知っている人と会ったら挨拶できる。
私たちは、日常の中でもずいぶん複雑な作業をこなしていて、それらは「当たり前なこと」かもしれませんが、全くできない人と比べると、相当器用なことをしています。
誰とでも話ができて、みんなに好かれて、仕事もできるような人を見ると、「あの人と比べると自分はなんて不器用なんだ」と思いますが、それは不器用なのではなく「ものすごく器用、ということではない」というだけです。
同じように、「人付き合いが苦手」と言いつつも、友達は(たくさんではないけど)いるし、挨拶もできる。気の利いた言葉は言えないけど、受け答えはできる。このスキルさえあれば十分です。
2、不器用の自覚…とにかく丁寧に
「それでも私は人より劣っている!平均的なこともできないダメ人間だ!」と思うのなら、努力が必要です。
その努力とは、「とにかく丁寧にやること」です。普段、挨拶ひとつにしても、すれ違いざまに「おはようございます」と言いながら、通り過ぎていませんか?お礼状をプリンターで印刷して送っていませんか?
「自分は不器用だな」と思うのであれば、日常の中で“コミニュケーションに関すること”を徹底して丁寧に行ってみましょう。
挨拶するときは、誰に対しても立ち止まって、相手の目を見てゆっくり丁寧にする。お礼状も、下手くそでいいので一生懸命手書きで書く。すると、不器用でも“努力”が見えるので、それが好感に繋がります。
急いで慌てて適当にやってしまうと、しっかりやったつもりでも雑になります。小さなことですが、毎日のひとつひとつを丁寧にすることで、不器用さを感じなくなります。
3、恋愛はできる…ただし、怖がらなければ
人付き合いは苦手でも、不器用でも、恋愛はできます。ただし、相手が現れたときに「人付き合い苦手だし、不器用だから、やらなくていいよね」というのはナシです。
これは「人付き合い苦手だからと言って挨拶しなくてもいい、ってことはない」というのと同じです。むしろ、その相手には、より一層丁寧な対応が求められます。
たくさんの器用なことをいっぱいしようとせず、ひとつのことをとにかく手を抜かずに丁寧にやることを心がければ、相手が出現したときにも、不器用ながらも確実な恋愛ができるはずです。