第一回で「モテるからと言って彼氏ができるわけじゃない」、第二回で「モテるリスク」、第三回で「素敵な男性とは？」、第四回で「素敵な男性を引き寄せる女になる」、第５回で「自分だけを見てくれる人」、第６回は「自分にぴったりの人」についてお話しました。

今回は最終回、「逆にブスは幸せになれる」についてお話したいと思います。

モテる＝美人、モテない＝ブス。この法則は、なかなか覆ることはないと思います。ただし、「じゃあ結婚してる女性は全員美人で、ブスはもれなく売れ残るのか」と言ったら、そうでもありません。

「結婚とは、いかに身の程を知れるかどうかだ」という言葉を聞いたことがあります。つまり、「自分は〇〇だ」と認めがたい事実を認めた人から順に結婚できるのではないでしょうか。

１、ブスだからこそ素敵な人と出会える

ブスはモテません。これは、まるで「間口が狭い、可能性が薄い」ように感じるかもしれません。しかし、ブスだって彼氏がいて、結婚して、幸せになっているのを見ると、ブス＝不幸ではないようです。

“たったひとりの男性”が見つかればいいので、大勢にモテる必要もなく、かつ“機能性重視の男性”は中身を見ますから、ブスか美人かはあまり関係ない。

ということは、ブス＝リスクが高い、と思われているのは表面上のことだけであって、むしろブスの方が素敵な男性と出会える可能性は高い…！？

では、誰がブスで誰が美人か、という基準ですが、残念ながら、見る人によって判断はバラバラです。アンケートでもしてみればわかるかもしれませんが、問題はそこではありません。

「自分で自分のことをどう思っているか」これが最も重要な鍵となります。

２、心だけはいつも美人でいよう

出会うか出会わないか、は運によりますが、常に様々なチャンスが巡ってきているので、そのチャンスをものにできるかどうか、が腕の見せどころです。

「私はモテないから彼氏ができない」は、言い訳にはなりませんし、「そのへんに男はいっぱいいるけど、出会いがない」というのも、怠慢です。

素敵な人を探すというよりも、「誠実な人とお付き合いして、その彼を素敵にする」と言い換えた方が正しいかもしれません。

また、そのような誠実な人は、中身を重視するので「私なんかブスだし」と腐っていてはいけません。いつも自分の好きなものに囲まれて、好きなことを考えて、前を向いてキラキラしていなければなりません。

「モテメイク」やら「モテファッション」も、ときには重要だと思いますし、また世の中には「モテたい」と思っている女性が多いのは確かです。

しかし、自分にぴったりの、たったひとりの男性を見つけて、安定した恋愛をしたいと思うのなら、自分の身の程を知って、せめて心だけは美人でありましょう。

鏡を見て不満をつぶやくより、美味しいものを食べてニコニコしていた方が素敵です。おもしろいテレビ番組を見て笑ったり、映画を見て泣いている瞬間、それは素の状態です。

モテなくても大丈夫です。美人でなくても大丈夫です。必ず自分にぴったりの男性が世の中にはいるはずですから、それを信じて、背伸びせず自然に振舞いましょう。