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ストレス?不安?どうしてもやめられない過食を抑える7つの方法(6)

食べずにはいられない。食べている間は落ち着き、食べ終わるとまた不安になる。そんな過食に苦しむ女性は増えています。

第1回では「食べることを肯定する」、第2回では「空腹を満たす別の方法」、第3回で「快眠を目指す」、第4回は「噛むことを意識する」、第5回で「自分で作る」についてご紹介しました。

第6回の今回は、「依存先を増やす」についてご紹介したいと思います。

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1、ひとつに依存しない

好きで見ていた番組が最終回になると、とても悲しくなる…という経験、ありますか? 面白かったドラマや、バラエティー番組もそうですが、それが唯一の心の支えだと、なくなったときに不安になります。

ほかにも、好きで毎日買っていた商品が、ある日突然生産中止になって販売されなくなってしまったり。仲のよかった同僚が会社を辞めてしまうと、「これからどうしよう」と思う瞬間があるかもしれません。

ここ最近、よく言われているのが「依存しないためには、依存先を増やすことだ」ということ。ひとつに依存するから重くなるのであって、依存先を分散させることでバランスをとる、ということです。

“依存”と聞くと、あまりいいイメージは浮かびませんが、誰もが依存を一度は経験しています。それは赤ん坊時代です。

育ててくれる人に依存しなければ、赤ん坊は生きていけません。ただ、それが母だけだったのが、家族に依存し、友達に依存し、学校、職場、趣味など依存先を増やしていく。それが“自立”だと言われています。

自立とは、けして自分ひとりの足で立てるようになることではなく、「自分はぎとりでは生きていけないから、みんなにちょっとずつ頼っていく」ということを実践することです。

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2、「食べる」ことへの依存

過食だな、と自覚がある人の多くは、食べることにある意味の「快感」を求めているかもしれません。確かに、食べることによって脳は一時的ですが快感を感じます。

ただし、快感を得る方法は、何も「食べる」ことだけに限りません。体を動かす、走ることなどでも快感を得ることはできます。

直接体への快感で言えば、整体や温泉に行くことなどでも得られるかもしれません。ヨガをはじめて食欲をコントロールできた人もいます。

または、家庭菜園などの趣味を見つけて、楽しいことに意識を向けることで過食をなくした人もいます。

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「食べる」ということが悪いのではなく、「食べ過ぎる」ということが問題なので、食べる以外の、体で快感を得る方法を探してみる、ということが大事です。

依存先を分散させる。ひとつのことだけに依存しない。「これをすれば安心だ」という手段や方法を、できるだけたくさん見つけて持っておく、ということが重要です。

(7)へつづく。

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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