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ストレス?不安?どうしてもやめられない過食を抑える7つの方法(3)

食べたくないのに食べてしまう。このまま摂食障害に進んでしまうのか?と不安を抱く女性も多いはず。

無意味な過食、と思われがちですが、その過食衝動にはしっかり「体の発する信号」としての機能があります。

第1回では「食べることを肯定する」、第2回では「空腹を満たす別の方法」をご紹介しました。第3回の今回は「快眠を目指す」をご紹介したいと思います。

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1、食欲と睡眠の関係

よくダイエットの話で、「あんまり食べてないし、ちゃんと動いているんだけど、寝不足が続いたら太った」という話を聞きます。

実はこれ、私にも身に覚えがあって、大学時代はほぼアルコールと、タバコと水ばかり摂取して、学校とアルバイトの往復をする生活をしていました。

その間、びっくりするくらい睡眠時間がなかったのですが、それでもなんとか生きていました。あまり食事らしい食事もしていないので痩せるかと思いきや、全然痩せなかった。それどころか、太っていったのです。

体重そのものは増えたわけではありませんでしたが、見た目がどんどん太った…あれは今思えばむくんでいたんだと思います。

眠っていないと太る。また、きちんとした睡眠を得られなければ、食欲が増す、とも言われています。

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2、とりあえず快眠を目指そう

寝過ぎも、睡眠不足も体にはよくないのですが、もしかしたら過食になってしまった原因は、睡眠にあるかもしれません。

ちゃんと時間通り寝起きしている人でも、起きて「寝た気がしない」「疲れが取れない」という場合があると思いますが、それはきちんと快眠できていない証拠です。

女性の場合は、生理周期で「眠れない期間」が発生する場合もありますが、もし「数ヶ月、ずっと寝た気がしない」というのは、体の調子が狂っている、ということです。

実際、過食の衝動を抱える女性で「気持ちよく入眠できない」「すっきり起きれない」という人は多く、原因は睡眠にある可能性も大きいです。

“寝ること”に集中して、夜のパソコン・スマホの使用を控えたり、シャワーではなくお風呂につかるようにしたり、間接照明などでリラックスできる空間を作ってみるなど。

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まったく過食とは関係ないように思われるかもしれませんが、快眠できれば過食衝動が減る、という可能性は十分にあります。

また、快眠とは「たくさん寝る」ということではなく、休日でもきっちり時間通りに起きて活動することであり、眠くなくても布団に入って目をつぶる、まだ寝ていたいけど頑張って起きる、という訓練でもあります。

体のリズムを整えることが、過食を抑えることに繋がるでしょう。

(4)へつづく。

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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