親業をご存じですか?
イヤイヤの幼児期、ギャングエイジを超えたら安心ですか?小学校高学年~もっとも大変と言われる思春期の子育て。子供とのコミュニケーションスキルで、子どもの自立心はもちろん、親である私たちも成長していくことができます。
出典: http://gatag.net
親業=子育てのこと
子育て期の中で、どの時代が一番大変だと思いますか?
その時々に発生する悩みに振り回されて、親は頭が一杯になります。
子ども自身はどうでしょう?自分の体の変化についてゆけず、誰にも話せず常に自分と格闘しています。その上、毎日の学校・習い事など、人とのかかわりで子どもは疲れています。
特に女の子の場合は、親が先に生理の事を聞いたり、先回りしてブラやスパッツの準備をしておいたりすると猛反発されます。
急に話をしなくなる子供に対して、親は何かあったのかと、戸惑います。
大人は子どもを持つと自動的に「親」に成らざるを得なくなります。その「親」も日々迷い、傷ついているのです。
母もつらい
親業とは、親になるための修業
(Parent Effectiveness Training)というように、「トレーニング」なのです。
アメリカの臨床心理学者トマス・ゴードン博士が創案した、親としての役割を効果的に果たすための具体的な方法です。
“親を一つの職業と考え”“その道のプロになるためトレーニングしましょう”
字面だけで難儀な気がしますね。具体的にはどのようにしたらいいのでしょうか。
自分の思春期を思い出そう
子どもの立場になり、子どもとの接し方を学ぶ(思い出す)のもトレーニングのひとつです。まずは子供時代に帰り、両親(特に母親)とどんな関係だったか、良好だったか、又はこうして欲しかった…等を思い出してみましょう。
うまく言えなかったけど、本当は…
思春期には、どんなことを感じていましたか?
「足のきれいなお友達がうらやましかった」「次の休み時間、誰とトイレに行くかばかり考えていた」「ケンカして仲直りできず悩んだ」など、たわいない事ばかり。とはいえ、ほとんどがお友達の事。他人の目が気になるという事ですね。
大人に対してなにを感じていましたか?
年長の兄弟と比べる母親に対し嫌悪感を持っていた。「ドアをバンっだったから話なんてしなかった」「言う前に怒られるから話さなかった」、「とにかく気に入らないからひたすら無視」、「なんでガミガミ言うのかわからなかった」
今、同じことをお子さんにしていませんか?(私は耳がイタイです)
どこまでが子育て?
楽しい小・中学生時代を楽しく過ごし、本人の選んだ希望校に進学し、本人の納得のいく道を歩く。
・挫折した場合も含めて、本人が納得いく歩み、という意味です。
親は、我が子が幸せになることを望んでいます。
親業は、子どもの心を理解し、心の通じ合える温かい親子関係を築くことを目的としています。
お子さんが小さくて未知の世界だわ、と感じる方はとてもラッキーなママ。高校生~大学生をお持ちのお母さん、「もうおわっちゃったわ!」 とがっかりしないでください。残念ながら(?)我が子の子育てはここれからも、まだまだ、、続きますよ!☆part2に続きます。
いかがでしたか?
part2では、コミュニケーションを阻む地獄に導くの言葉の型と、実際に今日から使える会話を、具体的なパターンでご紹介します。
親業とは、親の愛ともいえるでしょう。深いです。
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