ストレスの多い現代社会、お便秘に悩む女性も多いことと思います。とくに、仙台市内の女性は働く自立した女性が多いですから、外からのストレスを受けて腸内環境が悪化している人も多いはず。
今回は、そんな腸内環境を正常化するために、積極的に摂取したい乳酸菌についてご紹介したいと思います。
1、乳酸菌は熱で死ぬ
以前、知人が「キムチは乳酸菌が豊富なんだよね!」と次の瞬間、フライパンでジャジャーッと炒めているのを見た記憶があります。
残念ながら、フライパンで火を通してしまうと、乳酸菌は死にます。乳酸菌は熱を加えると死ぬ。この事実を知らないと、ただの乳酸菌の死骸をありがたくいただいているだけになります。もちろん効果はありません。
2、乳酸菌を増やす
今はチョコレートなどに乳酸菌が含まれているものもありますし、簡単に摂取できるものとなりました。しかし、摂取したからそれで終了、では意味がありません。
乳酸菌の餌になると言われているオリゴ糖を一緒に摂取することで、その効果を高めることができます。
砂糖はカロリーも高いですから、代わりにオリゴ糖で味付けして、お腹の中で乳酸菌を育てることができれば、効果が期待できます。
3、朝食にヨーグルトはダメ?
朝起きて、ほかに何も食べず、ただヨーグルトだけ食べて出勤する…なんて人も多いのではないでしょうか。
乳酸菌は、胃酸でも死んでしまいます。実際に腸まで生き残るのも難しいのですが、朝一番でヨーグルトだけ、ということであれば、ほぼ乳酸菌は胃酸で消滅してしまうでしょう。
何かを食べてから最後にヨーグルトとか、食事をしたあとにヨーグルトドリンクを飲む、もしくは食後に乳酸菌入りの錠剤を飲むなどして、“乳酸菌を腸に届ける”ことを意識しましょう。
4、摂取し続けること
乳酸菌はずっとお腹の中にいてはくれません。定期的に摂取していなければならないのです。空腹時を避け、おやつがわりにヨーグルトや、夕食時にキムチを添えるなどして、毎日ちょっとずつ摂取することが望ましいでしょう。