「ホンゲル係数」という言葉をご存知ですか?
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DB%A5%F3%A5%B2%A5%EB%B7%B8%BF%F4(はてなキーワード)
通常、「所得のうち何%を食費にするか?」というのが、“エンゲル係数”なのですが、ホンゲル係数とは、「所得のうち何%を本に費やすか?」という造語です。
書店が多いことはラッキー!
私は宮城県外出身者なのですが、正直、大学時代を仙台市内で過ごして、書店の多さにはビックリしました。
しかも、書店が多いということは、単純に本が多いといいうだけでなく、その書店によっておすすめしている本が違うということ。
さっき立ち寄った書店ではさほど魅力を感じなかった本も、別の書店でいざコーナー分けされ平積みされると、魅力的に見える…と言った具合です。
たくさんの書店がある。特別な用事がなくても立ち寄れる。これは、素敵な本との出会いの確率が上がるということですから、とてもラッキーなことです。
成功する女はホンゲル係数が高い?
本屋ではファッション誌しか買わない、という女性も多いと思いますが、是非そういう方も興味をどんどん関連付けしながら単行本のコーナーへ行ってもらいたいです。
デキる女はホンゲル係数が高いです。それは、別にハウツー本や自己啓発本を読んでいる女性が成功する、ということではありません。
デキる女は、情報を手に入れています。「情報だったらスマホでタダで手に入るよ?」と思われるかもしれませんが、よくスマホを見てください。
トップページに出ている芸能人のニュースなどは、読み捨てられて忘れられてしまうような記事ばかりです。心に残って人生の肥やしになるような文章はなかなか見つかりません。
良い情報は、やはりお金を出して買わなければ自分のものにはなりません。スマホがあるからと言って、全部をわかったような気持ちになるのは、大間違いです。
読書好きな子供に育てたい
いざ、自分が親になる、ということを考えた場合(独身の方は想像してみましょう)、子供の将来を考えると誰もが「読書好きな子に育ってほしい」と思います。
しかし、じゃあ今自分が一冊の本も読まず、折角恵まれた環境にあるのに、書店に立ち寄ることもない…これでは、子供に「ゲームばかりしていないで本を読みなさい!」とは言えません。
好きな本、気になる本からでいいので、ホンゲル係数を上げてどんどん知識を蓄えていきましょう。
仙台は、読書するのにとても恵まれた環境なのですから。