猫は、千年以上前の平安時代から現代に至るまで、人間と深い関わりを持ちながら生きてきました。
平安時代、『源氏物語』『枕草子』『小右記』には高貴な猫が登場します。
江戸時代、戯作者・滝沢馬琴は長寿の黒猫を飼い、浮世絵師・歌川国芳は、猫を懐に入れ、何頭もの猫と一緒に暮らしていました。
明治時代、夏目漱石や内田百聞ら多くの作家が猫にインスピレーションを得、癒しやなぐさめを与えられてきました。
空前の猫ブームと言われる現代社会において、猫と人間はどのような関係にあるのでしょうか。家族の一員として生きる猫がいる一方、飼い主のいない多くの猫がいのちを落としているのも事実です。
作家・写真家・愛猫家・行政獣医師といった様々な職業の人と猫との関係、そして、その中から生まれた作品をとおして、人間のあり方をかえりみるきっかけにしてくだされば幸いです。
会期 2016年9月10日(土)~11月6日(日)
観覧料 一般700円 高校生400円 小中学生200円(10名以上の団体各100円引き)
開館時間 9:00~17:00(ご入場は16:30まで)
休館日 月曜日、(9月19日・10月10日は開館)、休日の翌日(10月11日は開館)、第4木曜日(9月22日は開館)
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