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【ママ友との付き合い方】憂鬱なママ友トラブルを回避する7つのヒント(5)

世に恐ろしいと聞くママ友トラブル。それに巻き込まれないためにはどうしたらいいのか。様々な状況で、トラブルは突然やってきます。

前回に引き続き、ママ友トラブルに巻き込まれないためのヒントをご紹介していきます。今回は「ヒントその5・なにが重要か見極める」についてのお話です。

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1、ママ友トラブルとアイデンティティ

最近は専業主婦の人が減ったので減少傾向にありますが、仕事を辞めて家庭に入る、ということが、その女性を孤独な環境に落とす可能性がある、ということは十分言えると思います。

専業主婦は、自分が生きていく価値みたいなものを、子供の成長や家事の完璧さに求めることがあるかもしれません。

そこまでいかなくても、子供の教育に熱心だったり、保護者の活動に積極的な人は、「やりがい」みたいなものを、ママ友同士の繋がりの中で感じようとするかもしれません。

あくまで、子供を主役としたサポートをする親の役目が、その人にとっては「自分の仕事、自分のやりがい」みたいになってしまい、本来主役であるべき子供の環境をメインに考えることができなくなる。

これを原因としたトラブルも多く見受けられます。なにが本当に大切でしょうか。ママ友が大事でしょうか。自分の子供のためならば、ほかの人を敵に回してでも子供を守るべきではないでしょうか。

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ママ友との関係がうまくいくように尽力することは結構なことですし、それによって何かしらのやりがいや自分の存在価値を見出すことがあるかもしれません。

しかし、あくまで教育する立場の人間が、教育にアイデンティティを投影すべきではない…と考えるならば、ママ友に関しても、保護者の繋がりに関しても、“母親個人”のアイデンティティは不要である…と考えられます。

2、子育て…なにが重要か?

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子育て中である、という立場は、大変歯がゆいものです。好きに出かけられませんし、時間もお金も自由になりません。ときには十分に休むことさえかなわないこともあります。

しかし、親がどうであれ子供は日々成長します。はっきり言って、親がママ友トラブルをしようが、ママ友同士で仲がよかろうが悪かろうが、子供にとっては関係ありません。

もし、トラブルが起こって、子供の生活に影響が出るようなら、それこそ子供の成長の邪魔になる行為ではないでしょうか。

ママ友関係、と考えると、自分の保身を考える人も多いとは思いますが、何が一番重要なのかを今一度考えて行動を起こさなければなりません。

確かに、同じママという立場で共感できることも多い、ママ同士は仲間、と考えるのは悪いことではありませんが、どんな理由であれ、子供の成長を邪魔するようなことだけはあってはならないことだと思います。

(6)へつづく。

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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