出典:Photo AC
離婚の理由に、“価値観の違い”というのが挙げられます。付き合っている時から、価値観の違いはあります。
けれど、燃え上がっているときは、許せるズレの幅が、だんだんと広がってしまい、離婚につながってしまうことがあります。
今の彼や、気になっている男性と長くつき合っていけるか、ぜひ試して欲しいテストがあります。
コミュニケーションを円滑にするために用いられるVAK優位システムというのがあります。お互いの価値観を知ることで、相手を受け止めることができるでしょう!
VAK優位システムって、なに?
私たちには様々な習慣や癖があります。利き手利き足を優先して使うとき、いちいち考えませんよね。
感覚も得意なものを無意識に優先して使っています。
その五感を3つに分類し、頭文字を取ってVAK優位システム(またはVAKOG)と呼んでいます。
・視覚=Visual
・聴覚=Auditory
・身体感覚=Kinesthetic ※触覚・味覚・嗅覚を合わせて身体感覚と呼びます。
あなたと彼はどのタイプ?
ではテストをやってみましょう!
エビスロイヤルセレクション「登場」編 15秒のCMを観てみましょう。
出典:サッポロビール株式会社 青のエビス
下から、青いエビス缶が、「ジャーン」という効果音で、水しぶきと共に回転しながらが画面中央に登場します。
恵比寿様のお顔が大きくアピールされて惹きつけられると、そこに“青のエビス” “五種類の厳選麦芽”という文字が目に飛び込んできます。
トクトクトクと音を立てながら、よく冷えたビールがグラスに注がれます。渦を巻きながら、まるで踊っているようです。
その勢いで、シュワシュワっと、白くキメの細かな泡ができ、グラスから溢れそうです。
さて、このCMをご覧になって、どのような感想を持ちましたか?
あなたと彼が特に印象に残ったポイントはどこでしょうか?
①見た目が印象に残っている人は 視覚優位な人
青い缶や白い泡、渦を巻きながらビールが注がれている様子、缶についた雫など
②音が印象に残っている人は 聴覚優位な人
効果音やナレーションなど
③触覚や味をイメージした人は 身体感覚優位な人
触ったら冷たいと思ったり、のどごしをイメージするなど
例えば、聴覚優位な男性と身体感覚優位な女性が付き合っています。
二人は仕事が忙しくて、なかなかデートする時間がありません。それでも、彼はマメに電話をし、彼女を気にかけていました。
ところが、電話で声を聞くだけでは彼女は満足できないのです。
ここで、お互いの価値観のズレが生じます。
出典:Photo AC
どうしたらいいの?
出典:Pinterest
相手のタイプがわかったら、こんな接し方を心がけてみましょう。
■視覚優位タイプ
写真を送ったり、ビデオ通話など、顔が見えると安心します。まわりくどい表現はマイナスですから、とにかく視覚でわかるようにしましょう!
■聴覚優位タイプ
こちらは物足りなくても、相手は声が聴けると安心します。甘い声、優しい言葉を掛けてあげましょう!
好きな音楽をかけるのも効果的です。落ち着いた雰囲気でゆっくり話しましょう。ついケンカになりそうなときも、感情的にならず、筋道立てて話すことが大切です。
■身体感覚優位タイプ
同じ時間に同じ行動をとっていると思うと安心します。ビデオ通話で顔を見ながらご飯を食べるなど、一緒にいるようなイメージができるようにしましょう!
大切に想えばこそ、相手の価値観を尊重してあげたいですね。
そして、会ったら、いっぱい話をして、優しく触れ合いましょう!
※ちなみに、CMは、あらゆる人に興味を持ってもらうために、視覚・聴覚・身体感覚すべての要素を取り入れて作られています。