なんとなく、イメージするだけでも、恋人がいる人って友達も多い感じがしますよね。ブライダル総研(http://bridal-souken.net/research_news/2016/03/160309.html)の調べによると、実際に恋人がいる人ほど友人が多い、という結果が出たそうです。
「恋愛はコミニュケーション」なので、当然の結果と言えば確かにそうですが、友達の多さと恋人の有無が比例するのであれば、見過ごすことはできません。
逆に言えば、「友達を多く作れば恋人ができる」とも言える…かも?今回は、そんな、友達の多さと恋人ができるメカニズムについて考えてみましょう。
1、すぐ友達になる人
誰とでもすぐ友達になれる人っていますよね。そういう人って、そのまま「すぐ恋人ができる人」だったりしませんか?
さっき初めて会ったばかりなのに、次に一緒に遊ぶ約束を取り付けていたり、下の名前で呼び合っていたり。それって、たまたま意気投合した、というより、相手の懐に入るのがうまいんですよね。
何か魂胆がある、ということではなく、純粋に「あなたに興味がある」と言われて、嫌な気持ちがする人はいません。
また、人は無意識に「誰かに自分を理解してもらいたい」と思っていますから、「この人は理解してくれる人では?」と思うと打ち解けるのも早いです。
これは、友人関係に関わらず、恋愛も同じシステムです。初めて会った人との間に壁を作らず、すぐに打ち解ける人は恋愛関係に発展するまでの期間も短いのです。
2、それでも友人は「数」じゃない
しかし「誰とでも仲良くなる」というのは少々問題もあります。確かにみんなと分け隔てなく仲良くすることは良いのですが、中には悪い思惑を持っている人もいます。
それに、みんなと仲良くしたいからと言って八方美人になるのも大きな間違いですし、みんなにモテたいとしてやっている行動が「人気集め」みたいになっては呆れられてしまいます。
友人がたくさんいることはいいことかもしれませんが、問題は「数」ではありません。「より多くの友人を!」ではなく、「深く付き合える友人がいること」の方が重要かもしれません。
そのため「100人友達作れたら恋人ができるか?」みたいな、ドラゴンボールの神龍みたいなことはなくて、気が合う友達ができたら大切にして、ほかにも気が合う人がいないか常にアンテナを張っておくことが大事です。
3、どこから友達なのか?
この調べ、言ってみれば本人の自己申告なので、「私は友達と思ってるけど、相手からどう思われてるのかはわからない」というのが本当のところ。
インターネットで繋がっている友達も、正直“友達”と言っていいのか微妙なところですよね。つまり、「私は友達がこれだけいますよ!」と自信を持って言えるメンタルの強さこそが、恋愛に反映しているのでは?というのが私の考えです。
「私は友達が100人いるのよ!」と言えちゃう人って、人から「あいつってさ…」と思われてる可能性も高いでしょうし、言い換えれば「私ってかわいい!」と思ってる人ほど、知り合い程度の人を「友達呼ばわり」しちゃってる、という感じです。
穿った見方かもしれませんが、「どこからどこまでが友達か」みたいなのってすごく線引きが曖昧なので、「私はみんなを友達だと思ってる!」という本人の気持ち、がきっと大事なのかもしれません。
もちろん、人との繋がりは大事ですし、友達は大事です。ただ「恋人がほしいから友達を増やそう」というのでは本末転倒。
人間関係に関しては、量より質。新しい友人を増やすことも大事ですが、まずは今いる友人との関係を大事にして温めていける人であれば、良い恋愛ができるのではないかな、と思います。