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保育園でアタマジラミが流行!家族でパニックにならないための予備知識(前編)

保育園・幼稚園、または小学校などでたまに流行する“アタマジラミ”。これは、アタマジラミという「シラミ」が、人の頭に卵を産み付けて発生するもので、我が家もかつてこれでパニックになりました。

シラミと聞くと、不潔な感じがしますし、まるでお風呂に入っていない人から伝染った、みたいなイメージかもしれませんが、そうではありません。

アタマジラミは、人の頭皮に媒介するもの。汚い場所に集まるのではなく、頭に髪の毛があれば、みんなに移る可能性があります。

また、「アタマジラミの可能性があるので、保育園をお休みしてください」と言われたり、「ひとりに見つかったら家族全員、一緒に治療しなければならない」など、面倒なものでもあります。

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1、アタマジラミが見つかったら?

我が家の場合、アタマジラミが見つかったら、まずネットで検索しました。“スミスリンシャンプー”を皮膚科で購入し、お風呂に入るときに使用します。

皮膚科で「これはアタマジラミです」と診断を受け、スミスリンを購入。このシャンプー、ネットでも購入できますが、とても高価で、80mlタイプで2000円~3000円程度。

1回の使用で、1人10~20ml使用し、1日1回、2日おきに3~4回使ってようやくアタマジラミはほぼ死滅することになります。

ということは、80mlタイプを1本購入し、完治するまで4回使用するとしても、1本で2人まで。もし5人家族だったら、3本購入しないといけない計算になります。

家族にはすでに伝染している可能性が高いので、もし「面倒だから」とお父さんだけ治療しない、となると、ほかの家族が完治しても、またお父さんから広がって再感染する可能性があります。

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2、布団やカーペットに卵が落ちる!

我が家で困ったのがコレ。頭からもしアタマジラミの卵が落ちると、いくらシャンプーで治療しても、また元に戻ってしまいます。

そのため、枕カバーやシーツを洗うのはもちろん、カーペットまで念入りに掃除機をかけたり、帽子をかぶって生活したり、神経質になりました。

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アタマジラミの卵は、60度以上のお湯に5分以上つけると死ぬので、怪しい布製品には熱湯をかけて放置するなども効果的です。

また、熱湯をかけることのできないものに関しては、ビニール袋に入れ、口を縛って2週間ほど放置すると、孵化しても餌がないので死んでしまうそうです。

子供の頭はもちろん、自分の頭にもアタマジラミがうつり、パニックになった我が家。スミスリンシャンプーの治療で事態は収束しましたが、なんと、次の月、またも息子が保育園からアタマジラミを再度もらってきてしまいました!

神経が磨り減って叫びだす寸前の私は、スミスリンシャンプー以外の治療法はないか探しました。後編へ続く。

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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