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楽しい写真生活!仙台の街を撮り歩くカメラ女子になろう(1)

デジカメにスマホと、誰でも簡単に写真撮影ができるようになり、同時にカメラ好きな“カメラ女子”は増えています。

デジタル一眼レフを購入して、本格的に撮影する人も増え、そこから派生してあえてフィルム撮影する通な人までいます。

仙台は景観もよく、写真撮影にはもってこいの場所です。手持ちのカメラを片手にふらっと出かけて、自分だけの“作品”として残していくためには、いくつかの重要なポイントがあります。

今回から5回に分けて、オリジナリティのある写真撮影、ということでカメラで撮影する際の注意点とポイントをご紹介したいと思います。

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1、カメラ撮影の注意点

まず、カメラ撮影において注意したいのが、「撮影と掲載の許可」です。道行く人を勝手に撮影し、それをネット上にアップするのは、肖像権の侵害です。

また、お店などでも、許可なく店内を撮影するのを禁止している場合がありますし、さらに、その写真をブログなどにアップするためには、掲載の許可も取らなければなりません。

実際、これでトラブルになっているケースも多く、引きで撮影した写真の片隅に写った人が、「勝手に撮影するな!」と怒り出す、という事件もあります。

「かわいい」と思って撮影したペットの写真も、飼い主が「勝手に撮るな」と言えば、従わなければなりません。

「誰でも簡単に撮影できる」ということで、大変便利な世の中になりましたが、それだけマナーやモラルの問題になるので、最低限の撮影者としてのマナーを守っていきましょう。

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2、何を撮影するのか

カメラ初心者が陥りやすいのが、いざカメラを持ってでかけたところで、「何を撮影するのか?」という問題です。よくいるのが、空ばかり撮影する人や、風景をただぼんやり撮影する人。

修学旅行の写真のように、被写体が決まっている写真であれば、数枚撮るうち何枚かは良い写真が撮れたりするのですが、「ひとりでフラッとでかけて写真を撮る」という場合、被写体が決まらないのが難題。

もちろん、風景だけ撮影すると決めているのなら、それでもいいのですが、撮影して持ち帰って確認しても「何を撮りたかったの?」という写真ばかり量産していることに気づくと、残念です。

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写真は、最初に目的を決めて撮影すると、撮りやすいです。たとえば、「〇〇という雑誌の表紙になるような写真を」と考え、どこに字を入れ、どこにタイトルが入り、どこに視線が行くようにするか、と考えます。

出来上がった写真に文字を入れるのではなく、最初から文字を入れる前提で計算しながら撮影していくと、「見て欲しいポイントとなる部分」が浮かび上がります。

ぼんやり写真を撮るのもいいですが、“目的意識”をしっかり持つと、自分らしい写真を撮ることができるようになります。

(2)へつづく。

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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