新生活がはじまってから、なんとなくお腹の調子が悪い、という人もいるのではないでしょうか。【春の便秘】に限って言えば、それは“自律神経”が関係している可能性が高いです。
自律神経によるお腹の不調は、便秘はもちろん、軟便や下痢など、原因はひとつでも症状が人によって異なるのが特徴です。
「先週まで軟便でお腹が痛かったのに、今週は便秘…」なんてことも珍しくありません。そんな【春の便秘】に効く対処法を集めてみました。なお、こちらのサイト(http://haraitas.com/category10/entry71.html)もあわせてご参考ください。
1、こまめに水分補給・呼吸
新生活、忙しくて息つく暇もない、という人も多いと思います。あっちに呼ばれ、こっちでは自分の仕事をしつつ、同時進行で別の仕事も…となると、水分補給を忘れている人も多いと思います。
また、お昼ご飯を食べる時間がなかった、朝からトイレに行けないまま午後になった、なんてことも珍しくありません。
体の不調は、意外にもすぐ近くに原因が落ちている…ということがよくあります。「足がしびれて動けない!なぜだ!」と思えば、それは長時間正座していたから…みたいな感じです。
忙しい生活をしていると、忘れてしまう「水分補給・呼吸」これは、意識的に行わないと不足している場合があります。
忙しくても、自分の体が参ってしまっては効率的な仕事はできませんから、必ず水分補給と、呼吸は時々思い出して、意識的に行いましょう。
2、朝起きたらコップ一杯の水
春の便秘が、自律神経によるものであれば、排泄に必要なのは食物繊維よりもタイミングです。通常、理想的な排便リズムは、朝起きて朝食後の時間帯です。
適度な腸への刺激で、「ほら!朝だよ!出しなよ!」とお知らせしてあげるのです。それが、朝起きてすぐのコップ一杯の水(常温)です。
腸が目覚めないと、排便のタイミングを逃します。朝起きたら、とりあえずすぐ台所へ行って、お水を飲む習慣を身につけてみましょう。
また、体は疲れているかもしれませんが、ラジオ体操などの軽い運動で腸が目覚めることもあるので、眠気眼のまま軽く運動することもおすすめです。
3、焦って改善しようとしないこと
春便秘は一時的なものである場合が多いです。仕事に慣れてストレスが減ると、改善してくるでしょう。
大事なのは、「今自分はストレスにさらされている」と自覚することです。そして、便秘であることが悪いことではありません。
そのため、今まで1日1回の排便リズムが、3日に1回になったとしても、慌てて便秘薬に手を伸ばす必要はありません。
腸の運動は、脳で管理しています。「お腹に問題がある」というより、「頭の中が忙しいうちは、腸まで信号がうまくいかない」と割り切ってしまいましょう。
今はぽっこりお腹が辛いですが、この自律神経の乱れが癖にならないよう、意識してストレスを緩和する生活環境を作っていきましょう。