さあ子供が生まれたぞ!うちの旦那、何もしてくれない!とお嘆きのあなた。まだ手遅れではありません。イクメンは、育てるものです。
気の効かない夫のまま終わらせますか?育児参加しない夫のまま年をとりますか?今回は、出産後でもまだ間に合う、イクメン夫に育てる方法をご紹介します。
また、あわせてこちらの記事(http://moomii.jp/kosodate/ikumen-kyoiku.html)もご参考ください。
1、夫とは新人バイトくんである
よく耳にするのが、「普通さ!私が忙しかったら手伝ってくれるじゃん?なんで手伝ってくれないの?」という声。ええ、ええ、そのとおりです。
でも、これって、育児の現場だけでなくて、はじめてバイトする高校生男子なんかも、同じことを言われています。
レジ業務で「あのね、普通お客さんが待ってたら、こっちのレジあけるでしょ?棚だし業務はその次でいいでしょ?」みたいな感じ。まさにコレ。
指示待ち症候群、みたいな言葉がありますが、夫も正直言って「具体的な指示をくれないと動けない人間」です。慣れるまでは。
指導する先輩(ママ)は、本当に面倒だとは思いますが、以下のことに気をつけて夫に指示を出しましょう。
・ひとつひとつを丁寧に指示する
・間違っても責めない
・指示は具体的に
・「ごめんね」ではなく「ありがとう」
・何度でも同じ指示を出す(またかよ!と思わないで)
・どんな結果でもイライラしない
新人バイトが「こんなバイトいやだ」と逃げ出さないように、かと言って、「何もできないままでも先輩がやってくれるからいいや」でもなく、段々慣れてできるようになってくれるのを気長に待ちましょう。
2、自発的に動けるバイトくんにするために
いくらダメ新人バイトくんでも、きちんと育てれば使える人材になります。素質はそれぞれ違うので、時間や質は異なりますが、どんな人材もやはり“育て方”です。
夫をイクメンに育て上げた、知人のHさんいわく、新人バイトくん(夫)には「俺はがいなきゃダメなんだ!」と思わせることが味噌だそう。
つまり、コンビニの店内に、店員がひとりしかいない状況を作れば、自動的に新人バイトでもレジに立たなければならない。「レジがいやだ」と逃げ回ることができないのです。
そして「夫にまかせると私よりきちんとやってくれるから嬉しい!」などと付加価値をつけることによって、夫のやる気を出します。
家事はそもそも精神的・肉体的に余裕があれば楽しいものなので、できるところから任せてしまう、というのも手段です。
掃除好きになった夫が自発的に掃除してくれるように、料理好きになった夫が料理に凝るように、夫にも家事・育児のできるところからやってもらうことを促しましょう。