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意外と怖い!スマホ依存は大人になっても進行し続ける?

最近、スマホ依存が社会問題になっていますが、イメージとしては中高生がゲームやLINEにハマって、勉強時間や睡眠時間が削られている…という感じでしょうか。

「私はもう大人だから大丈夫!」と安心してはいけません。知らないうちにスマホに手が伸びて、Twitterを確認していませんか?YouTubeを見ていたら3時間経過していた、食事よりゲームの方が大事。

大人になっても、子供と同様、依存は進行します。しかも、本人は自覚していない場合も多いのです。

今回は、スマホ依存の恐怖についてご紹介したいと思います。「私は大丈夫!」という人でも、今一度確認してみましょう。また、あわせてこちらのサイト(http://diamond.jp/articles/-/87340)もご参考ください。

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1、タバコと同じ

以前、私はヘビースモーカーで、四六時中タバコを吸っていたのですが、不思議なもので、タバコを吸っている真っ最中でも、すでに頭では、次のタバコに火をつけることを考えていました。

多いときは、一日3箱。眠っている時間以外はずっと吸っている、という日もありました。当時はそれが当たり前でした。

しかし、いざ禁煙してみると、それらの行動がいかに異常だったか思い知りました。喫煙中は、タバコを吸うことだけを考えて生きていたのです。

スマホ依存も同じく、スマホをいじりながら、次の情報、新しい情報を求めて動きますが、それらを得ることによって満足感は得られません。

タバコの煙をいくら吸っても満腹にはならないように、スマホでどれだけ多くの情報を仕入れたり、ゲームによる快感を得たとしても、絶対に“満足”に至ることはないのです。これが次の欲求に繋がります。

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2、スマホで得た情報は浅い

スマホやパソコンでネットサーフィンをする人は多いと思いますが、今日見た情報をまとめて説明してください、と言ってもできる人は少ないでしょう。

新聞を読むことと、ニュースサイトでタイトルをなぞること。これらは、似ているようで全く違います。もしくは、ネットで文章を流し読みすることと、本を買って読むこと。これも全然違います。

スマホで得た情報は、とても浅いものです。書いてある内容が、ではなく、読む姿勢が異なるので、頭に深く入ってこないのです。

いくらスマホで情報を仕入れた“つもり”になっていても、振り返ってみれば空っぽだった…ということがあるかもしれません。

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3、日常生活に影響

スマホでできることは無限大です。ゲームだって星の数ほどありますし、Twitterは今この瞬間だって誰かが更新しているでしょう。

これらをすべてコンプリートすることは、残念ながらできません。しかし、頭の片隅には「必要な情報を逃したくない」「流行に乗り遅れることはいけない」と思っているのです。

それらの無駄な焦りを感じながら仕事をしたり、家事をすることが、生活の質を低下させている可能性があるのです。

中高生が四六時中、LINEで友達とやりとりしているのが、楽しいからではなく義務感になってしまっているのと同じく、大人も“スマホがないと生きられない体”になりかけているかもしれません。

今一度、スマホの必要性を見直して、「本当にスマホが必要かどうか」を考えながら生活してみると、忘れていた「スマホがなかった頃の充実感」を取り戻せるかもしれません。

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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