恋人を選ぶとき、どこを見て選んだらいいのだろう。変な男に引っかかりたくない！という女性も多いはず。

また、「今までなぜか変な男ばかりにひっかかってきた」という女性も少なくありません。前回は「外見について」のお話でしたが、今回は「お金について」のお話をしたいと思います。

１、結局男は金なのか？

現代は、男性も貧困化していて、女性よりも年収の低い男性がゴロゴロいます。非正規雇用で困っているのは、女性も男性も同じです。

そのため、「男だったら金持ってないとダメ」とは、さすがに言えません。そのため、“正社員でしっかり稼いでいる男性がデキる男”かもしれませんが、そういう男性が減っているのもまた事実です。

「結局、男は金！経済力！」と言われたのは、もう昔の話。結婚しても専業主婦にならない女性が増えているのですから、男＝金、という文化は廃れたと言ってもいいでしょう。

逆に、お金はないけど誠実で、尽くしてくれる優しい男性ならば、女性が頑張って稼ごう！という気持ちにもなるので、“お金持ちの男性を選ぶ”ことに執着しなくてもいい、というのがトレンドでしょう。

２、お金は量ではなく使い方

「この人はどのくらい稼ぎがある」とか「貯金がどのくらいある」という情報が“お金に関するその人の情報”になりがちですが、問題はそこではありません。

男性とお金に関しては“どのような使い方をするか”が最も重要です。たとえば、“給料３ヶ月分の値段の指輪”をプレゼントする話がよくあります。

これは、「それくらい大金を指輪に出した」ということではなく、「給料３ヶ月分を君のために使った」という、“気持ち”です。

つまり、それくらい君のことを大事に思っている、という証明だよ、ということ。花束をプレゼントする場合も、この形のなくなるものにいくらつぎ込めるか、で相手への気持ちを測るという意味があります。

どうしても「いくら稼げて、いくら貯金があるのか」は現実問題重要ではあるのですが、これは現時点での話で、「今後いくら稼ぐか、貯金がどのくらい増えるか」は誰もわかりません。

逆に、彼女と付き合うことによって年収も貯金も格段に増える、ということもありますから、“女が変われば男も変わる”とも言えます。

３、割り勘でもいい

お金の話で言えば、デートで「割り勘を提案されたからケチだと思った」というのは乱暴な話。確かに「男が全部払う」のはかっこいいですが、男性の負担が増すばかりです。

また、男性が支払うことによって男性に主導権が移ってしまって、あらゆることに「拒否しづらい」と感じる女性もいます。

節約家の男性も増えている昨今、一律に「割り勘男はダメ」と突きつけるよりも、“どんなお金の使い方をするのか”をじっくり観察してみるといいかもしれません。

（３）へつづく。