「転職したい！でも失敗したくない！」転職とは言わば、未知の領域に足を踏み入れること。今までのルールは通用しないかもしれませんし、実際入ってみないと中身まではわかりません。

そういう意味では博打のようなものですが、だからと言って今のままでいるのは納得がいかない。雇用条件や賃金、また通勤場所などの関係で「今の仕事は長く続けられない」と考えながら我慢している人は多いと思います。

しかし、中には「今の仕事はすごくいい」とか「転職して良かった」という人もいます。では、そのような人になるために、どのように転職のタイミングを見つけたらいいのでしょうか。今回は、前回に引き続き、ヒント２をご紹介します。

【ヒント２・転職は人脈を利用する】

職探し、と聞いて思い浮かぶのはハローワークですよね。もちろん、ハローワークで仕事を探すのはベターなやり方です。

しかし、「私は転職してよかった」とか「ああ、この人は転職成功したんだな」という人の話を聞いていると、どうやら共通点が“知人からの紹介”なのです。

ヘッドハンティング…ではありませんが、以前からの知り合いが別の会社関係者で、「あなたのような人を募集しているよ」という話を持ってきて、詳しく聞いてみたら楽しそうだから決めた、とか。

友達のつてで知り合った人と飲み会をしていたら、たまたま職場で人が足りないという話を聞いて、「それなら私はどう？」と立候補したら決まった、などなど。

もちろん、中にはそのような話に乗っかったら犯罪の匂いがした…という物騒な話もあるので、よく話を聞いてから決めるべきです。

しかし、求人情報を見ているだけではわからない、企業の「本当にほしい人材」や、雇用者側の「ほんとうにやりたい仕事」について、腹を割って話せるのはプライベートな状況下ではないでしょうか。

「今が転職の時期だ！」というタイミングを掴むためには、虎視眈々と狙うことはもちろん、日常の様々な状況も自分にとってのプラスに利用していく、ということです。

飲み会も合コンも、人脈を広げて行きながら、転職に利用できそうな情報がないか貪欲に探していく姿勢が大切です。

（３）へつづく。