宗教勧誘や、自然食品、健康食品などなど。眉唾ものに誘われるパターンが多い!と悩んでいる人は結構います。とくに、職場内でのことだと「断りにくい!」のも問題あり。
または、近所の人からしつこく誘われ、ご近所トラブルにならないか不安になる方も多いようです。みんな「最初はこんな人とは思わなかったのに…」と言います。
そうです、一見すると普通の人なのに、仲良くなると誘ってくる!ということで、今回は早い段階で“誘惑する人”を見抜く方法をご紹介します。
【親しみやすい=馴れ馴れしい?】
誘惑する人の最初の特徴は「馴れ馴れしい」という点です。これを「親しみやすい人だ」と勘違いする人もいますが、親しみやすいと馴れ馴れしいには、大きな違いがあります。それは距離感です。
たとえば、友達同士であっても聞いてはいけないこと、というのがあります。ごく個人的なことであったり、家族や親戚の話、失敗した話など、それ以上入って欲しくない領域です。
「これ以上は聞かないで」という信号を送っているにも関わらず、「え?なんで?」「もっと詳しく教えて!」とズケズケ入り込んでくるような人は注意です。
【誘惑する人はさみしい人】
営利目的で勧誘している人も、非営利目的で勧誘している人も共通して“さみしい人”という特徴があります。というのも、誘惑する人は“自分自身を騙している人”でもあるからです。
というのも、たとえばすごく良い化粧品があった場合、自分で満足して使いますね。きっと「これはいいな」と使い続けるでしょう。もしかしたら、ほかの誰にも教えたくないと思うかもしれません。
と、同時に「ほかの人の肌には合わないかもしれない」とも思います。効果は個人によって様々です。そのため、安易に人にはおすすめできません。化粧品の話になったときに、「私はこれ使ってるけど調子いいよ」という話になるくらいでしょう。
では、勧誘する人はなぜむやみやたらに、みんなにおすすめできるのでしょう。それは、実際はこの商品が特別な素晴らしいものだから、ではなく、単に自分の仲間を増やしたいから、です。
驚くほど素晴らしい化粧品、というのがあればきっともうみんな買って使っています。宣伝などする必要もないでしょう。「私はこの化粧品を素晴らしいと思っている」という思い込みを自分の植え付けていますが、この人の目標は“布教すること”にあります。
そのため、“普段は友達もあまりいなさそうでさみしい様子”があったり、“人と話をしていないときは驚く程表情が暗い人”であれば、誘惑する人である可能性は高いです。
【きっぱり断る】
では、誘惑する人に誘惑された場合、どのように対処すべきでしょうか。類は友を呼ぶ、と言いますが、誘惑する人は同じくさみしそうな人や、反応が曖昧な人、優柔不断な人をターゲットにします。
そのため「あ、私はいいです」とか「いりません」「結構です」とはっきり断るタイプの人を避ける傾向があります。一度断ることに成功したら、二度と声はかけられないでしょう。
(5)「八つ当たりする人」へつづく