良い人だと思って付き合っていたけど、なんだかおかしい…!世の中っていろんな人がいますが、なるべく面倒な人とは関わりたくないものです。
変なトラブルに巻き込まれることもしばしば…これって対人運が悪いの?いえいえ、まずは早い段階でその人がどんな人なのか見抜くことがトラブル防止になります。
悪い人ではないけど、深くは関わらないほうがいい人…というのはいます。とくに、職場の人間関係なら、なるべくドライに済ませておきたい!今回は、前回の“騙す人”に引き続き、“依存する人”についてご紹介します。
【依存する人は豹変する】
少なからず、人は様々なモノや人に依存して生きています。電化製品がないと食事も満足にできませんし、毎週楽しみにしているドラマもあるでしょう。
ここで言う“依存する人”は、「ひとりに標的を絞って限定的に依存しようとする人」です。たとえば、女性同士でも「私たち親友だから、ほかの誰とも話をしちゃダメだよ」とか、男女間でも「あなたは私のもの!」と強く束縛するようなタイプです。
このタイプの人にとって、相手がほかの人と仲良くすることは“裏切り”ですから、結果的に「突然豹変した!」とか「急にキレてわけのわからないことを言っている!」みたいなトラブルに発展します。
【ふたりだけで会おうとするような人は注意】
「仲良くなりたい」そう思うのは良いことです。もちろん、意気投合して「週末どっかに食事に行こうよ!」ということもあるでしょう。
しかし、依存する人の場合、なぜか“ふたりだけで”を強調します。「じゃあ、〇〇ちゃんも誘って3人で行こうか!」は、都合が悪いのです。機嫌が悪くなるか、キャンセルすることもあります。
他人に深く依存しようとする場合、邪魔なものを排除しようとする動きがあります。「私だけを見て欲しい」という気持ちが強いので、そのほかのモノや人にあからさまな敵意をむき出しにすることがあります。
【極端に人によって態度を変える人も要注意】
誰でも相手によって態度が変わるものですが(上司と後輩では言葉使いが違うように)、社交辞令的な愛想笑いすらもできない(しない?)人は要注意。
嫌いな人には嫌な顔をする…というのは、言い方を変えれば素直、ということかもしれませんが、社会人であれば立場上、嫌いな人の前でもにこにこしなければいけない場面があります。
それすらもせず、好きな人の前でだけにこにこする、という人は、“依存先を限定している証拠”でもあります。「私はこの人だけが好きで、この人に依存しているから、あなたは必要ない」と関係を絶っているのです。
もちろん、嫌いな人の前でにこにこするのは誰もが辛いことですが、この抑揚が極端な人は、社会性が欠如している、とも判断できますので、思わぬトラブルに巻き込まれないためにも依存されないように気をつけた方がいいでしょう。
(3)「陥れる人」へつづく