少し前に、ツイッターで流れてきた情報で、「ワセリンを鼻に塗ったら花粉症が楽になった!」というつぶやきがあり、どんなもんなの?と思っていました。
ワセリンそのものは、花粉症対策に使う用途で販売されているものでもないし、鼻に塗ったら違和感あるんじゃない?とも思いました。
ただ私の場合、普段使わないので、ワセリンを家に置いていないこともあって、“ワセリンが何者なのか”を実際よくわかっていなかったのは事実です。
今回は、「ワセリンって何者なのか」と、「花粉症対策に効果的なワセリンの使用法」について、ご紹介したいと思います。こちらのサイトのあわせてご参考ください(http://yakudatta.com/archives/17018.html)。
1、ワセリンってなんなの?
普段あまりお世話にならない人にとって、耳にしたことはあるけどワセリンってなんなの?って感じです。
ワセリンは、保湿剤(http://www.skincare-univ.com/article/004163/)です。ベタベタした感じで、ほとんどが油分。肌に浸透しません。
肌に浸透しない、ということは副作用が極めて少なく、デリケートなお肌にも使用することができます。
ワセリンそのものが湿度を与えてくれる、のではなく、化粧水などで潤いを与えた肌に、水分が蒸発しないように蓋をする役割をしてくれる、という感じです。
全身どこに使っても大丈夫ですし、子供に使用しても問題ありません。花粉症対策に、鼻の下・中や、目元などに塗布することも、肌に与える影響はほとんどありません。
2、花粉症対策に!効果的な使用法
ワセリンそのものに、花粉症の症状を軽減する作用はありません。あくまで、ワセリンを鼻周りに塗ることによって、ワセリンが花粉を吸着して、鼻の中への侵入を防ぐ、というのが目的です。
つまり、「ワセリン塗ってるからマスクいらない」ということでもなく、マスクもメガネも使用した上で、ワセリンも塗ると症状が楽になるよ!というのが、使用した人の感想だそうです。
おそらく、軽い症状の人であれば、マスクなしワセリンのみ、でも効果があるのかもしれません。使用する上で気をつけたいのは以下の3つです。
・鼻の下・鼻の中にたっぷり塗布する
・目の下、目の周りにたっぷり塗布する
・鼻をかんだら塗り直す
これらは、顔を見れば「あ、なんか塗ってる」とバレバレなので、ちょっと外出先では困ったものですが、見た目より症状軽減重視の人は、試してみる価値ありです。塗るときは、綿棒を使うといいそうですよ。