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旦那をイクメンに育て上げる方法~ちゃんと子育てできる夫にする編~

世の中、どれだけの「自称:イクメン」がいるでしょうか。私の経験からすると、自称イクメンのほとんどが、ちゃんと育児出来ていません。

何もできないダメ夫よりはマシ、くらいなものでしょうか。ちゃんとイクメンをしている夫は、自分のことをイクメンだなどとは言いません。黙々とタスクをこなしています。

では、本当の意味で“イクメン”に育てるためには、どうしたらよいのでしょうか。自称イクメンのまま、何もできない父親になり、将来子供から「お父さん何もしてくれなかったよね」と言われるのがオチでしょうか?

せいぜい学芸会や運動会でビデオを回し、遠出するときは運転手をするくらいの、「ママのアシスタント」でいいのでしょうか。

今回は、自称イクメンで終わらせない、本当に子育てに関わることのできる夫にするための“夫の育て方”をご紹介します。あわせて、こちらの記事(http://moomii.jp/kosodate/ikumen-kyoiku.html)もご参考ください。

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1、イクメン夫は家事もする

本当のイクメン夫は、“子育てに関わる”だけではありません。「男親は子供と遊ぶのが仕事だ」と分業制を主張する男もいますが、今はなんでもできなければイクメンとは言えません。

休日にサッカーやキャッチボールするのが男親の役目、それができるようになるまで(赤ん坊のうちは)俺は何もしないし、せいぜいお風呂に入れるくらいしかできない、なんて夫が結構います。

子育てに関わる、とは、子供のことをよく知る、ということです。ほくろの位置や、癖、泣き方、好きなものなど、母親なら自然にわかってくるそれらは、家事も育児も両方しているから理解できるようになってきます。

完全に母親が丸一日、家をあけても安心して任せられる夫=「育児も家事もできる夫」です。そのため、「俺は家事は一切できないし、やらない!」という人は、残念ながらイクメンにはなれません。

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2、母親がいない時間を作る

父親と子供がコミュニケーションをする上で、ときに母親の存在は邪魔である場合があります。そのため、父親と子供の間に、母親がクッションの役割で入る、というのをやめなければなりません。

いくら小さいとは言え、赤ん坊もひとりの人間。父親という人間とは、その間で独自の繋がりを持たなければなりません。

そのため、常に子供が母親と一緒にいる、のではなく、父親がいるときは赤ん坊と父親、二人きりにしてあげる、というのも大事なことです。

心配にもなりますし、どんなやりとりをするのか不安ですが、人として1対1の関係が築けてはじめて「この子のために」と動けるようになるでしょう。

このとき、「私が蔑ろにされている」と思わず、「子供と父親の濃密な絆が生まれている」と思って、優しく見守ることが大事です。

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この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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