働く女性を応援す仙台情報サイト「Me」

恐怖の“ひやりハッと”体験!子どもを守るために、親がすべきことは?

息子は少々自覚というものが芽生えたらしい

つかまり立ちができるようになった7か月の息子は、ますます元気に活発になっていく。

できことが増えていくのは親として嬉しい限りだが、同時に息子が転んだりケガをしそうになるシーンも増えて、一日中目が離せない日々だ。

家事がしたくて子ども用のベッドに息子を入れていたら、よろよろとベッドを支えに立ち上がってそのまま真後ろにバタンと転倒。幸い布団があったので頭を強打こそしなかったものの、その衝撃にビックリして息子はギャン泣き。イスに縛り付けておいても、全力のエネルギーでもって抜け出そうとのけ反りひっくり返っているし。おもちゃで遊んでいるかと思いきや、台所へ侵入していたりする。

そんな危なっかしいやんちゃぶりは今にはじまった話ではないのだが、最近の悪戯について息子は少々自覚というものが芽生えたらしく、「このラインまでいったら親から叱られる」と知ってあえてギリギリのところで行動している気がしてならない。

例えば、触ってはいけないと知りながらも、親を観察しながらそーっと手を伸ばしてみたり。親にかまってもらえなくて拗ねているときに限って、危険ゾーンへ踏み込んでみたりといった具合。息子にとっては、危ない行動も意思表示の一環なのかも知れない。

そこで私も少し対応を変えてみることにした。

今までは息子が危ない行動をしていたらすぐさまその場から引き離していたのだが、緊急性の高い場合は別として、できるだけ見守るだけに踏みとどめ言葉で「危ない」と声をかけることにしたのだ。当然、0歳の息子は言葉が理解できるわけはなく、これまで親が瞬時に止めていた自分の行動を止めなくなったことに最初は戸惑っているように見えた。

私は今、息子が何を触っても、どこへいっても、後ろからついて回るのみで極力手をかけていない。転びそうなときには後ろでスタンバイしているが、それでもなるべく息子に悟られないようにしている。息子に伝わっているのか知れないけれど必死に「危ないなー」「これ足元に落としたら、息子くん痛くて泣いちゃうよ」などと言い続けている。実際に息子は、棚の角に(軽く)頭をぶつけて泣いてしまうこともあるし、玄関のスリッパを拉致して部屋の隅に立てこもり、私と数分間のにらみ合いを繰り広げたこともあった。

そのことからわかったのは、息子が確信犯的にやっている悪戯と、いけないことと知らず無邪気にやってしまっている悪戯の違いだ。とくに後者は不意打ちに痛い目にあう可能性があり、そうなれば息子の心身ともにダメージが大きい。母として私ができる今後のミッションは、無邪気な悪戯の危険さを少しでも息子に学習させることだ!さて、どんな手を打つべきか…?

こういった「ひやりハッと体験」を他のママたちはどういう風に、子どもへ教えているのだろうか?今度、のびすくへ遊びに行ったときにでも聞いてみよう!

この記事を書いた人
齋藤 惠
2015年8月から執筆活動を開始。 専業主婦として家事と子育てが生活のメイン。合間にのんびりとコラムを書く毎日。 金融機関に勤めていたことから金融知識や社会保障についての執筆・取材依頼が多い。 他にも恋愛、結婚、育児、旅行など執筆ジャンルは多岐にわたる。
トップへ戻る