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涼しくなり、紅葉を愛でながら露天風呂に入るのが楽しみな季節になりました。温泉旅館で、秋の味覚満載の食事も堪能したいですね。
宮城県内には、作並温泉・秋保温泉・鳴子温泉・松島温泉・遠刈田温泉など、たくさんの温泉地があります。
旅館を利用したときの振る舞いは、同行者だけではなく、旅館スタッフからも見られています。
“イイ女のたしなみ”として、覚えておきたい15のポイントをご紹介します。出掛ける前にマスターしましょう！
到着時のたしなみ
出典；仙台 秋保温泉 岩沼屋
①靴の脱ぎ方・履き方の正しいマナー
靴の脱ぎ方・履き方の正しいマナーを覚えておきましょう。
玄関で靴を脱ぐときは、お尻を向けずに正面で脱ぎます。斜めにしゃがんで靴を揃えます。
②荷物の置き方
キャリーケースは、キャスターを引いて畳を痛めないようにし、汚れないように横に倒して置きましょう。床の間に置いてはいけません。床の間から遠い場所に置きます。
カバンの中が丸見えにならないようにしましょう。
③上座
彼や年上の人と一緒のときは、相手に上座に座ってもらいましょう。和室の場合、座る席は床の間に近いところが上座です。
座布団は足で踏まないようにし、膝でにじって座ります。
④浴衣の着方
浴衣は綺麗に着ましょう。衿は右前で合わせ、間違わないで着ましょう。腰紐を一本用意すると便利です。腰紐を使って裾を決めてから帯を巻くと綺麗に着ることができます。
⑤心付け
サービス料に含まれているので、必ず渡さなければいけないわけではありません。特別なお願いやサポートを必要とする場合などに渡すとよいでしょう。金額は、宿代の1～2割が相場と言われています。
受け取ってもらえない場合もありますので、その際は、感謝の気持ちを丁寧に伝えましょう。懐紙を用意しておくと便利です。ポチ袋になりますし、メモ用紙代わりに使うこともできます。
浴場でのたしなみ
出典；duitang.com
⑥髪はアップに
長い髪を湯船に浸けないようにしましょう。アップにした方がすっきり艶っぽく見えます。
⑦掛け湯
湯船には掛け湯をしてから入ります。タオルは湯船に浸けないように、衛生面に気をつけましょう。
⑧迷惑になる振る舞い
浴場ではしゃぐ、大声で話す、ジロジロ見る、泳ぐ、洗い場を独占するなど、他の人の迷惑になる振る舞いは気をつけましょう。
⑨使ったものは元に戻す
使った桶やシャンプー類は、元の場所に戻しましょう。泡がついていたら流してから戻しましょう。
⑩体を拭いてから脱衣場へ
浴室で体を拭いてから、脱衣場へ戻ります。足拭きマットや通路をビショビショに濡らさないようにしましょう。
館内でのたしなみ
⑪撮影のルール
館内の撮影許可がある場合でも、他の人が写らないように気をつけましょう。勝手にSNSにアップすると、トラブルになる危険性があります。浴場で他の人が入浴中は、写真は撮らないようにします。
⑫タオルは綺麗に
タオルは、タオル掛けに掛けるか、洗面所に軽く畳んで置く、バスタブがあれば掛けておくなど、使った後も綺麗に置いて帰りましょう。
⑬ゴミ箱も綺麗に
できるだけ分別しやすくする、ゴミ箱からあふれて畳を汚さないようにするなど、ゴミ箱を片付ける人のことを考えましょう。
⑭夜は静かに
夜10時以降は、隣の部屋に迷惑をかけないように、静かにしましょう。
⑮時間を守る
到着時間・食事の時間・チェックアウトの時間は守りましょう。
さあ、これを覚えておけば老舗旅館でも安心です。
温泉で、さらに艶々のイイ女になりましょう！
