最近、巷でよく聞く言葉「LGBT」
このコラムではその「LGBTとは何?」と思う方への入門編をしていこうかと思います。
LGBTとは
L レズビアン (Lesbian、女性同性愛者)
G ゲイ (Gay、男性同性愛者)
B バイセクシュアル (Bisexual、両性愛者)
T トランスジェンダー (Transgender、性転換者・異性装同性愛者)
を意味する。それぞれの頭文字をとった言葉です。
一昔前はオカマだの、ホモだの、そういったネガティブなイメージで使われていた言葉が、より文化的でポジティブな意味で使われるようになったのがこの「LGBT」だったりするのです。
画像はレインボーフラッグ
レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー (LGBT) の尊厳と LGBTの社会運動を象徴する旗。1970年代から使用された。フラッグに使われた色は LGBTコミュニティの多様性を表し、LGBT の権利パレードの一種ゲイ・パレードでしばしば見られる。(Wikipediaより引用)
LGBTの用語解説
それでは、簡単に説明しちゃいましょう。
Lのレズビアン。(女性同性愛者)
女性が女性を好きってことですね。
Gのゲイ。(男性同性愛者)
これはその逆で、男性が男性を好きってことです。
Bのバイセクシュアル。(両性愛者)
軽い言い方で言えば両刀。
これは、本人が男性と女性どちらの性別の方も好きという方になります。
そして、少し難しいのが
Tのトランスジェンダー。(性転換者・異性装同性愛者)
性転換者や、異性装同性愛者って読んでも????でよく意味がわからないですよね。
いわゆる男で生まれたけど自分が男だと思えない。体は男性だけど心では女性だと思っている人や
またその逆では、女性で生まれたけど、自分は女性だと思えない。男性だと思う人たちのことであります。
自分の体と心が一致してない人たちのことなのです。
一部の人の中では性転換手術を受けて、反対の性になる人もいたりします。手術のありなしに関わらず、みなさんもTV等や実際に目にするニューハーフの方たちもその一例となります。
ゲイやレズビアンの方と根本的に違うのは、ゲイの方でも趣向として女装をしている方たちがいますが、トランスジェンダーの方は、趣向ではなく、本能として反対の性が自分の本来の姿だと感じていることです。
わかりやすい芸能人の例としては、
ゲイで女装家と言えばマツコ・デラックスさん。ミッツマングローブさん。
トランスジェンダーの方は、はるな愛さん(手術済み)。などです。
わかりにくいのはKABAちゃんや、IKOOさんなどで、要検証が必要だったりします。
なんとなくゲイと、トランスジェンダーの違いがわかりましたか?最近ではたくさんのLGBTを公表している芸能人の方が多いですが、どのカテゴリーの方なんだろ?と考えて見てみるのも理解を深めるのはにいい機会かもしれませんね。
ちなみにこの記事を読んでいるLGBTに当てはまらない、男性で女性が好き。女性で男性が好きという方たちは、
ヘテロセクシュアル(Heterosexual 異性愛者)と言います。
社会的には大部分の方がそれに属します。
ヘテロ、ノンケ、英語ではストレートと言われたりもします。
日本には20人に1人、およそ5%の方がLGBTだと統計で出ています。
LGBTの方たちはマイノリティ(少数を意味する)と言われますが、20人に1人だったら、学校だったり、職場でも結構いるはずですよね?
私達がただ気づいていない、知らないだけなのかもしれません。
最後に
さて、簡単な「LGBT」の説明をさせてもらいましたが、どうだったでしょうか?
よくわからない?説明不足だったりする部分はあったはずですが、これから、このコラムではLGBTの理解をより深めれるような内容にしていこうと思います。
それでは、次回のコラムにてお会いしましょう。Pタロウでした!