はじめに
毎朝学校や職場に急ぐみなさん、ゴールデウィークもいいお天気でしたし充電できたのではありませんか。またお仕事や勉強・バイトの日々が戻ってきました。
連休明けは思いのほか忙しくてバタバタしていませんか?接客業ならお客様に何か指摘されたりしするとちょっとガッカリ。気分が下がってしまいますね。
こんなとき、少し上を向いてみよう、顎をあげてみよう、空を見あげようなど、「上に上に」と意識を向けようと思うのは、わかります。
うつむくのではなく、探すのです
今回はその逆です。(落ち込んでいるのではありません)
道端の草や、道路の隙間から果敢に生えている植物を注意してみてみたことはありますか?そしてその草や花の名前を知っていますか?別に知らなくてもいいのですが、意外と可愛くて、頑張っているのがわかります。これらは隙間植物と呼ばれ、名前もちゃんとあるのです!
ナガミヒナゲシ(長実雛芥子) 出典: いろいろ生活感
ナガミヒナゲシ…以前は「ポピー」と言ったものです。あちこちでよく見かける季節になりました。もう少し赤が強いものもあります。
キンギョソウ 出典:神戸:ファルコンの散歩メモ
キンギョソウ…非常に強く、こぼれ落ちた種はどんどん繁殖していきます。繁殖力の強い植物です。
ペチュニア ? 出典: やつば池(八ツ谷池)散歩のブログ
ペチュニアはガーデニングのイメージ。コンテナやお庭にきれいに並んでいるものを目するのが普通ですが、これは珍しい!
普通の道ばたから、山百合が。 出典: always -永遠を駆け抜ける一瞬の僕ら-
ジュウニヒトエ 出典:怠け者の散歩道
ジュウニヒトエ…野草の中でも有名ですが、道端でもよく見かけます。どうやっても食べられないとも、聞いたことがあります。これも暖かい時期にざくざくでてきます。
生きる力=生命力
その他にもかたばみ、タンポポ、シロツメクサ、ネジバナ、ねこじゃらしなど、道端や道路と塀の隙間から生えていたり、ちょこんと顔を出すちいさな花はたくさんあります。でも、どの花を見ても「悲壮感」や「必死なのね、がんばっているのね」というイメージはありません。太陽に向かって元気はつらつに見えます。時には図太いくらい元気です。隙間から生えているという事は、関係ないのです。
下をみて歩いて、上に向かって咲く小さなスキマ花に元気をもらう。ちょっとおもしろくありませんか。
左からパンジー、ユキノシタ、シロツメクサ (長町南)