働く女性を応援す仙台情報サイト「Me」

仙台1年生、妊娠しました!「杜の都のマタニティ事情 vol.01」

仙台1年生、妊娠しました!杜の都のマタニティ事情

m01
2015年7月妊娠が発覚。生理が遅れていたので「もしや」と思い、ひとりでドラッグストアへ行き検査薬を購入、自宅トイレで緊張しながら結果を覗く。陽性だった。
最高に嬉しかった!それが何より優先する感情。しかし、後から現実的な気持ちの波が押し寄せてくる…。
私、齋藤惠は結婚を機に仙台へ移り住んだ。それは同年2月のこと。新婚5か月目にして妊娠発覚!新しい土地、新しいルール、新しい人間関係の中で、まだまだ助走をつけはじめたばかりだというのに、さらに母親になってしまったなんて!!

初めてだらけで戸惑い・・・

75085b939abffa1b3e38fdc08a316b57_s
妊娠も初めてで当然不安だが、加えてこの街の出産育児の制度やサービスなんて調べようと思ったことがなかった!周りに相談できる知り合いもいないし…どうしよう。
とりあえずインターネットで「仙台 妊娠」と検索してみると、「ママフレ」というサイトを発見!行政サービスから保育所、病院にいたるまで仙台市で受けられるサポートについてたくさん載っていたので熟読してみる。このサイトで私は、10週目になったら妊娠届を出すこと、妊婦検査の助成券がもらえること、安定期に入ったら歯科検診が無料で受けられることなどを知った。
私だけではなく、おおよその妊婦さんは妊娠が発覚して初めて情報収集を始めるだろう。しかし、ずっと同じ土地に住み続けているならまだしも、居住歴の浅い私のような人間が妊娠するのであれば、あらかじめ街の情報を頭に入れてから万全の状態で挑めば(!?)良かったな、と言うのが率直な気持ちだ。そうは言っても、もうこのお腹の中には小さな命が宿っているんだもんね。よし!今となっては問答無用!私はここ、仙台でママになるんだ!!

夫に妊娠報告

9dd13d52338057ce6d735b58be5aa423_s
夜、夫に妊娠報告をするとそれはそれは喜んでくれた。計画的な妊娠ではなかったけれど「これからが楽しみだね」と2人でバンザイ!週末に産婦人科へ行く約束もした。
翌日、以前にも生理不順で相談したことのある近所のレディースクリニックに電話し土曜日の予約確認をしてみる。すると「この病院でご出産ですか?里帰り出産をご希望ですか?予定日を考えるとおそらく春ごろのご出産だと思うんですが、現在こちらでは出産予定の妊婦さんがいっぱいで空のない状態なんです」とのこと。なんと!つい昨日妊娠が発覚したばかりだというのに、さっそくどこで産むかまで考えておかなければいけなかったのか!仙台で産むか?実家のある山形で産むか?これは今、私ひとりじゃ決められないな。今日のところは予約はせず、切断。

マタニティライフ

m02
その日、職場で一緒の先輩ママに妊娠したことを伝えると「仙台は人口の割に産めるところが少ないみたいで、評判のいいところは本当に早く予約しないとすぐいっぱいになっちゃうのよ!」とのこと。私の住んでいる山形では妊婦自体が減少していそうなものなのに、仙台市はさすが100万人都市だ。なんだか今後、他にもいろんなことが混み合いそうな予感…。こうして不安だらけの新天地マタニティライフが始まった。

「杜の都のマタニティ事情 vol.02」

この記事を書いた人
齋藤 惠
2015年8月から執筆活動を開始。 専業主婦として家事と子育てが生活のメイン。合間にのんびりとコラムを書く毎日。 金融機関に勤めていたことから金融知識や社会保障についての執筆・取材依頼が多い。 他にも恋愛、結婚、育児、旅行など執筆ジャンルは多岐にわたる。
トップへ戻る