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働くママの最後の砦!仙台市の病児・病後児保育を利用しよう

私も利用したことがありますが、実家などにこどもを預かってもらえない働くママにとって、最後の砦なのが「病児・病後児保育」(http://www.city.sendai.jp/fukushi/kosodate/shien/0717.html)です。

仕事を休める環境にある人はいいのですが、そううまくいかないこともあります。風邪をひけば、保育園からはNOと言われ、職場からは「これ以上休んでもらっては困る」と言われる。

こどもと仕事の板挟み、ほかに頼れるところもない。そんな状況が、いつくるかわかりません。そんなときのために、今から病児・病後児保育について予習しておきましょう。

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1、事前申請が必要

「病児・病後児保育があるんだ!じゃあ預かってもらおう!」と、当日いきなり行ってもダメです。きちんと手続きが必要です。

しかも、風邪をひいて熱が出たとして、一度病院に受診し、病院からの書類を得てからでないと預かってもらえません。

事前申請書を施設に提出するなどの手続きがありますので、まずは前日に施設に直接電話で確認しましょう。

なお、申請書等の書類は、仙台市HPからダウンロードできます。

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2、利用料は一日2000円

利用料は、一日2000円です。休日保育などの値段と大差ありません。また、減免される場合もありますので、該当される方は一度問い合わせてみてもいいかもしれません。

これを高いと思うか、安いと思うかはそれぞれですが、本来なら誰も預かってくれない、ということを考えると、仕事をしている立場としてはありがたい金額だと思います。

なお、お迎え時間は厳守なので、それを超えることがないようにしましょう。

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3、必ず利用できるとは限らない

季節によって異なりますが、たとえばインフルエンザなどが流行っている時期などは、施設がいっぱいでキャンセル待ちになるようなことも考えられます。

病気の予測はできませんが、それと同じく、必ず利用できるとも限らない、ということは覚えておいたほうがいいでしょう。

ただし、このたび、平成28年4月から、若林区に新しい施設が開所したこともあり、利用しやすい環境が整ってきました。

病院からの指導や、病気の状態、施設の状況により、利用できるかどうか左右されますが、やはり困ったときに頼れるように、予め選択肢に入れておくことは重要です。

こどもが大きくなれば、大変だったときの記憶は良い思い出になります。今は辛いことも多いかもしれませんが、このような施設をうまく利用して、こどもの健やかな成長を見守っていきましょう。

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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