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ストレス?不安?どうしてもやめられない過食を抑える7つの方法(4)

なぜかやめられない過食。このままじゃ太っちゃうし、食べ物を買うお金も馬鹿にならない。良いことなんてひとつもないのに、コントロールできない衝動。

どうにもならない過食を、なんとか抑える方法はないものか。ということで、今回も過食を抑える方法をご紹介したいと思います。

第1回では「食べることを肯定する」、第2回では「空腹を満たす別の方法」、第3回で「快眠を目指す」をご紹介しました。第4回の今回は、「噛むことを意識する」についてご紹介したいと思います。

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1、胃腸の調子

「なんかお腹減ったような気がする、ちゃんと食べてるのに」という時、セットのように「胸焼けもする」「胃に不快感がある」という場合があります。

どういうわけか、胃の調子が悪いと、それを空腹と感じてしまうことがあるようなのです。胃の不快感を消したいがために食べる、ということかもしれません。

胃腸の調子が狂っている原因もまた、人それぞれのため、胃腸薬を飲んだからと言ってすぐ治る、ということもありません、もしかしたらストレスなどが原因の場合もあります。

ただし、胃腸が弱っている可能性があるからこそ、気をつけたいことがあります。それが“咀嚼”です。

普段、意識せず普通に「食べる」ということをする場合、何回くらい噛んで飲み込んでいるでしょうか。せいぜい10回程度しか噛まずに飲み込んでいるのではないでしょうか。

3回ほど噛んで飲み込む、ということをしている人は、ほとんど丸呑みしていることと変わらず、それだけ胃腸にも負担がかかっています。

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2、30回以上噛む

胃腸の調子が狂っていることからくる過食である場合、この“咀嚼”を改善するだけで、不必要な過食を抑えることができます。

胃の負担を減らすには、食事内容も気をつけなければなりませんが、何よりも「ひとくち、30回以上噛む」ということを実践してみましょう。

咀嚼回数を増やすことによって、胃腸の負担は減りますし、脳の満腹中枢が刺激され、少ない量で満腹感を得ることもできます。

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よく「ダイエットで、スルメやガムを噛めばいい」という人がいますが、“噛む”という行動が、過食衝動を発している脳を黙らせる効果がある、ということです。

きちんと噛みごたえのある食事を用意し、可能なら30回と言わず100回でも噛んでいいので、「たくさん噛んで胃の負担を減らす」という食事法を試してみてください。

(5)へつづく。

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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