いくつものトレンドが生まれては消え、消費されるだけの音楽が存在理由を失っていくなか、彼らの創造するものがジャンルや国境の壁を超えながら共鳴を集めている理由は、まさにそこにある。

結成20周年という節目を目前にした今年、DIR EN GREYの想いとは・・・

――7月27日に、約1年7か月ぶり、通算28作目となるニューシングル「詩踏み」がリリースされましたね！この曲には、どんな思いが込められているのでしょう？

10枚目のアルバムに向けてのシングルっていう位置づけになりますね。

――カップリングでSUGIZOさんとの再コラボレーションや、リミックスバージョン、完全生産限定盤の特典ディスクには10曲が収録されるなどの豪華な収録内容となっていますが、聴きどころを教えてください。

一応全部です。

――踏み」は分数的には３分間と短く、疾走感のあるナンバーとなっていますが、曲が完成するまでに大変だった事や難しかった事はありましたか？

いつも時間があればあるだけ作業に没頭してしまいますね。今回は、難産でした。アレンジにどうしても時間がかかってしまいますね。でも最近は、増やしていくよりも、削る作業が多いです。

――Toshiyaさんはソロ活動としてブランドを立ち上げられましたが、どんなきっかけでスタートなさったのですか？

ファッションにもともと興味があったので、そっちのほうもやってみようかなっていう、すごく軽い感じではじめました。

――ブランド名”DIRT 100% Natural Dirty”には、どんな意味が込められていますか？

洋服って結構、人間の第一印象を決めるようなものじゃないですか。その人の見た目だったり、身に着けているものだったり、そういうもので判断すると思うんですね。でも、一皮剥いたら、みんなそんなに綺麗なものではないというか…人間って着飾りますよね。そういう着飾るっていう、汚い部分を隠すっていう意味でつけた逆説的な部分がとても大きいです。

――グレムリンとのコラボアイテムが大好評ですね！Toshiyaさんとしてはどんなコーデがおすすめですか？

好きなように着ていただけるのが一番ですね。

――京さんの写真集発表やShinyaさんのバラエティ出演など、他のメンバーのソロ活動をToshiyaさん自身はどうご覧になっていますか？

自分もアパレルとかやらせていただく中で、どこに居ても何をやっても、やっぱりバンドの看板というものを常に背負っていかないといけないなと感じていますね。自分のやることなすこと全てに責任を持っていければいいんじゃないかなと思います。

――結成20周年を目前に控えて、今振り返ってみると、デビュー当時と今では、グループそして個人として表現意欲にどんな変化がありますか？

特には変わらないですね。やっぱり結成した当時から自分たちでかっこいいな、やりたいなと思えることをずっとやらせてもらっているので、そこは変わらないし、そこが変わらなければ自分たちの根っこというか、チームは変わらないんじゃないかなと思います。

――6月11、12日に行われた仙台での2デイズ公演、盛り上がりはどうでしたか？

初めて仙台PITでやらせていただいたのですが、とてもやりやすかったですし、熱くなりましたね。

――9月16日からはじまるツアー≪TOUR16-17FROM DERESSION TO—–mode of DUM SIRO SERO≫の意気込みをお聞かせください！

次のアルバム自体が作りこんだアルバムなので、ちょっととっつきにくい方もいらっしゃるかと思うんですけど、今回のツアーはそこの自由度を大きく広げられたものになった気がするので、個人的にはとても楽しみにしているアルバムツアーの一つです。

――そしてそして！ベストアルバム企画がついに発動！とのことで、ファンのみなさんの期待が凄まじいものだと思うのですが、アルバム内容やリリース時期など、見えてきているものはありますか？

現時点ではまだ。これからという感じですね。楽しみに待っていてください。

――プライベートな事もお聞きできたらと思いますが、Toshiyaさんは今マイブームなどはありますか？

んー…なんだろ。意外とプライベートつまらないです。

――アニメ好きのToshiyaさんですが、一推しのアニメはありますか？

結構昔のアニメが好きですね。今、一番見たいのは「ガンバの大冒険」ですね！すっごく昔のやつなんですけど。

――ぜひ仙台の印象をお聞きしたいのですが、仙台はいかがですか？

仙台やっぱり食べ物が美味しいですし、伊達政宗のイメージですね。

――仙台でのインストアイベントはいかがでしたか？

緊張しましたね。喋るのが苦手なので。今日は調子がいいです（笑）。

――最後にMeの読者とファンの方にメッセージをお願いいたします！

今年はもう東北地方でライブをやることはないのですが、来年またやるのでその時に遊びにきてくれたら嬉しいです！

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