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【ママ友との付き合い方】憂鬱なママ友トラブルを回避する7つのヒント(7)最終回

難しいママ友同士のトラブル…未然に防ぐ方法はないのか? 子供がいると切っても切り離せないのがママ友問題です。

なるべく穏便に、トラブルなく子供が大人になるまで過ごしたい…そんなママ友トラブルを回避するためのヒントをご紹介してきました。

今回は、最終回ということで「ヒントその7・視野を広くする」についてご紹介したいと思います。

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1、狭い世界で生きてはいけない

自分の意見を理解してくれる人がいない…と感じたことはありませんか?家族も理解してくれない。学校の友達も、職場の同僚も、みんな「それは変だ」と言います。

しかし、インターネットで投稿したところ「それわかる!」という人がたくさんいた。同じことを考えていた人が大勢いた!という経験です。

実は、コミュニティというのは狭ければ狭いほど結束は強くなる、という反面、人数が少なくなればなるほど多様性を失います。

簡単に言うと、10人しか生徒がいない学校にいるより、生徒100人の学校に通っていたほうが、仲の良い友達(理解者や共感者)は見つけやすい、ということです。

ママ友の輪、というのは、ほとんどが同じ学校、同じ幼稚園、という共通したカテゴリー内にあるものであって、本人が意識しているよりずっと狭い範囲で行われています。

しかし、その狭い範囲にずっといると「それがすべてだ」と勘違いしてしまうことがあります。「どうしてこの人たちは私の意見を理解してくれないの?私がおかしいの?」と思ったときは、“今いる環境が狭い”という事実に気が付いてください。

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2、もっと広い場所へ

私が子供の頃、自分の母親がママ友トラブルに巻き込まれ、夜中もママ友と電話をして泣いていたり、数人のママ友と口論している場面に遭遇したことがありました。

そこでは陰湿ないじめもあったようですし、意図的な仲間はずれ、また狭いコミュニティにありがちな、ご近所トラブルにも発展したようです。

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今いる場所からは動くことができない。結婚し、家庭を構え、子育てをする上で、そう簡単に居を移すことは叶いません。しかし、気持ちが内側に向いていては、どんどん視野は狭くなってしまいます。

世の中には、同年代の母親だけがいるのではありません。年上の人も、年下の人も、男性も女性もいます。

そんな様々な人と、できるだけ多く関わっていくことが、“ママ友という概念にとらわれない自分を作る”ということに繋がるのではないでしょうか。

ママ友に見捨てられたらここにはいられない!ママ友から仲間はずれにされたら生きていけない!引っ越さなくてはいけない!ではなく、「いろんな人がいるんだから、それでいいんじゃない?」という、心のゆとりが大事です。

今後、トラブルに巻き込まれない、という保障はどこにもありませんが、もしトラブルが起こってもダメージを受けることなく、柔軟に対応できる自分を作っていくことが大事です。

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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